<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?><rss version="2.0"
	xmlns:content="http://purl.org/rss/1.0/modules/content/"
	xmlns:wfw="http://wellformedweb.org/CommentAPI/"
	xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"
	xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom"
	xmlns:sy="http://purl.org/rss/1.0/modules/syndication/"
	xmlns:slash="http://purl.org/rss/1.0/modules/slash/"
	>

<channel>
	<title>消去法のやり方 | 基本情報技術者試験 受験ナビ｜科目A・科目B対策から過去問解説まで 250本以上の記事を掲載</title>
	<atom:link href="https://www.seplus.jp/dokushuzemi/ec/fe/fenavi/tag/%E6%B6%88%E5%8E%BB%E6%B3%95%E3%81%AE%E3%82%84%E3%82%8A%E6%96%B9/feed/" rel="self" type="application/rss+xml" />
	<link>https://www.seplus.jp/dokushuzemi/ec/fe/fenavi</link>
	<description>基本情報技術者試験を学習する人のためにつくられた専門メディア。250本以上の記事を掲載し、勉強方法や各分野のポイント、過去問解説など、試験に役立つ情報を発信。試験対策書籍を執筆する著者が、はじめて学ぶ人でもわかりやすく解説します。（2023年度からの新制度に対応済み）</description>
	<lastBuildDate>Wed, 10 Jun 2026 00:47:04 +0000</lastBuildDate>
	<language>ja</language>
	<sy:updatePeriod>hourly</sy:updatePeriod>
	<sy:updateFrequency>1</sy:updateFrequency>
	<generator>https://wordpress.org/?v=4.9.29</generator>
	<item>
		<title>基本情報技術者試験 午前免除（修了試験）の講評 ～ 2021年7月25日実施</title>
		<link>https://www.seplus.jp/dokushuzemi/ec/fe/fenavi/guide/report_fe_special_test_202107/</link>
		<pubDate>Mon, 26 Jul 2021 01:54:18 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[矢沢 久雄]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[午前免除試験]]></category>
		<category><![CDATA[消去法のやり方]]></category>
		<category><![CDATA[試験講評]]></category>

		<guid isPermaLink="false">https://www.seplus.jp/dokushuzemi/fe/fenavi/?post_type=guide&#038;p=5543</guid>
		<description><![CDATA[<p>試験対策講座の講師として、誠に勝手ながら、2021年7月25日（日）に実施された基本情報技術者午前免除試験（修了認定に係る試験）の講評をさせていただきます。今回受験された人は振り返りの題材として、今後受験される人は対策の [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://www.seplus.jp/dokushuzemi/ec/fe/fenavi/guide/report_fe_special_test_202107/">基本情報技術者試験 午前免除（修了試験）の講評 ～ 2021年7月25日実施</a> first appeared on <a href="https://www.seplus.jp/dokushuzemi/ec/fe/fenavi">基本情報技術者試験 受験ナビ｜科目A・科目B対策から過去問解説まで 250本以上の記事を掲載</a>.</p>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>試験対策講座の講師として、誠に勝手ながら、2021年7月25日（日）に実施された基本情報技術者午前免除試験（修了認定に係る試験）の講評をさせていただきます。今回受験された人は振り返りの題材として、今後受験される人は対策の資料として、参考にしていただければ幸いです。</p>
<table class="mag_h30 center responsive-width">
<thead>
<tr>
<th>実施月</th>
<th>問題</th>
<th>解答</th>
</tr>
</thead>
<tbody>
<tr>
<td>2021 年 7 月</td>
<td><a href="https://www.jitec.ipa.go.jp/1_80tokurei/kakomondai/tokurei_Mondai_20210725_FE.pdf" rel="noopener" target="_blank">問題</a></td>
<td><a href="https://www.jitec.ipa.go.jp/1_80tokurei/kakomondai/tokurei_ans_20210725_FE.pdf" rel="noopener" target="_blank">解答</a></td>
</tr>
</tbody>
</table>
<style>dl.inline dd{margin-left:2em}.italic-text{font-style:italic;font-family:Times;font-weight:600;}.comment{position:absolute;padding:.5em;font-size:.9em;color:white;line-height:1.5}table{font-size:.85em}@media screen and (min-width:601px){.responsive-width{width:60%}}@media screen and (max-width:600px){dl:not(.inline) > dd{margin-left:unset}}</style>
<h2>他の試験区分の過去問題が多かったが、難易度はこれまでと同じ</h2>
<p>今回の試験問題の内容も、<span class="bold">ほぼ 100 % が過去問題の再利用</span>でした。したがって、過去問題を数多く練習していれば、きっと合格点が取れたはずです。</p>
<p>「何これ？ 見たことない！」と思う問題もいくつかありましたが、それらは基本情報技術者試験とは別の試験区分の過去問題です。毎回、別の試験区分の過去問題が 3 、 4 問ほど出るのですが、今回は、いつもより多く 8 問も出ていました。</p>
<p>ただし、全体的な難易度は、これまでの試験と同じでした。</p>
<p>以下は、今回の試験問題の分類と難易度を A, B, C で示したものです。この難易度は、私の講師経験から、</p>
<ul class="background c-round">
<li>受講者のほぼ全員ができるものを A （やさしい）</li>
<li>半数ぐらいができるものを B （ふつう）</li>
<li>ほとんどができないものを C （むずかしい）</li>
</ul>
<p>としたものです。</p>
<table class="mag_h30 striped block">
<caption class="mag_h10 grey-text">問題の分類と難易度</caption>
<thead>
<tr>
<th>分野</th>
<th>問題番号（難易度）</th>
</tr>
<tr>
  </thead>
<tbody>
<tr>
<td>情報の基礎理論</td>
<td>問 1 (B) 、問 2 (B) 、<i class="material-icons red-text mag_rt05">star</i>問 3 (C) 、問 4 (C) 、問 5 (B) 、問 6 (B) </td>
</tr>
<tr>
<td>アルゴリズム</td>
<td>問 7 (A) 、問 8 (B) 、<i class="material-icons red-text mag_rt05">star</i>問 9 (B) 、問 10 (B) </td>
</tr>
<tr>
<td>ハードウェア</td>
<td>問 11 (B) 、問 12 (A) 、問 13 (B) 、問 20 (B) 、問 21 (A) 、問 22 (B) </td>
</tr>
<tr>
<td>ソフトウェア</td>
<td><i class="material-icons red-text mag_rt05">star</i>問 17 (B) 、問 18 (A) 、問 19 (B) </td>
</tr>
<tr>
<td>システム構成</td>
<td>問 14 (B) 、問 15 (C) 、問 16 (B) </td>
</tr>
<tr>
<td>マルチメディアとヒューマンインタフェース</td>
<td><i class="material-icons red-text mag_rt05">star</i>問 23 (B) 、問 24 (B) </td>
</tr>
<tr>
<td>データベース</td>
<td>問 25 (A) 、問 26 (C) 、問 27 (B) 、問 28 (B) 、問 29 (A) </td>
</tr>
<tr>
<td>ネットワーク</td>
<td>問 30 (B) 、問 31 (B) 、問 32 (A) 、問 33 (A) 、問 34 (A) </td>
</tr>
<tr>
<td>セキュリティ</td>
<td>問 35 (A) 、<i class="material-icons red-text mag_rt05">star</i>問 36 (B) 、問 37 (A) 、問 38 (B) 、問 39 (A) 、問 40 (A) 、問 41 (B) 、問 42 (B) 、問 43 (B) 、問 44 (B) </td>
</tr>
<tr>
<td>開発技術</td>
<td>問 45 (A) 、問 46 (C) 、問 47 (A) 、問 48 (B) 、問 49 (B) 、問 50 (B) </td>
</tr>
<tr>
<td>マネジメント系</td>
<td>問 51 (A) 、問 52 (B) 、問 53 (B) 、問 54 (B) 、問 55 (A) 、問 56 (A) 、<i class="material-icons red-text mag_rt05">star</i>問 57 (C) 、問 58 (A) 、<i class="material-icons red-text mag_rt05">star</i>問 59 (C) 、問 60 (A) </td>
</tr>
<tr>
<td>ストラテジ系</td>
<td>問 61 (B) 、<i class="material-icons red-text mag_rt05">star</i>問 62 (B) 、問 63 (A) 、問 64 (B) 、問 65 (B) 、問 66 (A) 、問 67 (A) 、問 68 (A) 、問 69 (A) 、問 70 (A) 、問 71 (B) 、問 72 (A) 、問 73問  (B) 、問 74 (A) 、問 75  (B) 、問 76 (B) 、問 77 (C) 、問 78 (B) 、問 79 (A) 、問 80 (A) </td>
</tr>
</tbody>
</table>
<ul class="background grey-text small-text c-round">
<li>マネジメント系とストラテジ系は、全体で 1 つの分野にしています。</li>
<li>他の試験区分の過去問題には、 <i class="material-icons red-text">star</i> 印を付けています。</li>
</ul>
<p>全80問の難易度を集計すると、</p>
<p>A が 30 問、<br />
B が 42 問、<br />
C が 8 問</p>
<p>です。</p>
<p>A が 90 % できて、 B が 50 % できて、 C が 25 % できる（四択問題なので最低でも 25 % できます）とすれば、 1 問が 1.25 点なので、得点の期待値は、</p>
<p>1.25 点 × ( 30 × 0.9 ＋ 42 × 0.5 ＋ 8 × 0.25 )<br />
＝ 62.5 点</p>
<p>になり、ギリギリですが合格点の 60 点を超えています。</p>
<p>これは、直近6回の午前免除試験の 62.19 点～ 63.75 点と同様です。</p>
<h2>試験対策講座で教わったからできた、という問題もあったはず</h2>
<p>私の試験対策講座では、よく出る問題を配布して、演習と解説を行っています。ちょっと宣伝になってしまいますが、試験対策講座に参加すると</p>
<p>「教わって計算できるようになった」<br />
「教わった解法テクニックを使ってできた」<br />
「教わった方法で効率的に解くことができた」</p>
<p>という問題があるはずです。</p>
<p>たとえば、今回の試験では、以下の問題です。</p>
<h3>教わって計算できるようになる問題の例</h3>
<div class="card-panel mag_h30">
問 24</p>
<p>60 分の音声信号(モノラル)を，標本化周波数 44.1 kHz，量子化ビット数 16 ビットの PCM 方式でディジタル化した場合，データ量はおよそ何 M バイトか。ここで， データの圧縮は行わないものとする。</p>
<p>ア　80　　イ　160　　<br class="hide-on-med-and-up">ウ　320　　エ　640
</div>
<p>「どうやって計算すればいいの？」と思う問題でしょう。言葉の意味がわかれば、計算できます。</p>
<dl class="background c-round">
<dt class="bold">標本化周波数 44.1 kHz</dt>
<dd>1 秒間に 44.1 × 1000 回のデータを記録するということです</dd>
<dt class="bold">量子化ビット数 16 ビット</dt>
<dd>1 回に記録するデータのサイズが 16 ビットということです</dd>
</dl>
<p>最終的にバイト単位の答えを得るので、 16 ビット = 2 バイトとして計算しましょう。<br />
60 分の音声信号（モノラル）なのですから、ステレオの 2 チャンネルでないということです。<br />
データの記録が秒単位なので、60 分 = 60 × 60 = 3600 秒として計算しましょう。<br />
PCM 方式に関しては、気にする必要はありません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>以上を整理すると、この問題の内容は、</p>
<ul class="background c-round">
<li>1 秒間に 44.1 × 1000 回のデータを記録</li>
<li>1 回のデータのサイズが 2 バイト</li>
<li>全部で 3600 秒分の記録を行うと、データ量は何 M バイトになるか</li>
</ul>
<p>ということです。</p>
<p>すべてを掛け合わせて、</p>
<p class="mag_lt10">44.1 × 1000 × 2 × 3600</p>
<p>という計算をすればOKなのですが、 M ( 1000 × 1000 ) 単位で答えを得るので、まず 1000 × 1000 で 割ってから、</p>
<p class="mag_lt10">44.1 × 2 × 3.6</p>
<p>という計算をしましょう。</p>
<p class="mag_lt10">44.1 × 2 × 3.6 = 317.52</p>
<p>です。選択肢には、ピッタリした値がありませんが、問題文に「およそ」とあるので、 317.52 に最も近い 320 が正解です。計算方法、わかりましたね！</p>
<div class="divider mag_h20"></div>
<p><span class="chip">解答</span>　ウ</p>
<h3>教わった解法テクニックを使ってできる問題の例</h3>
<div class="card-panel mag_h30">
問 23</p>
<p>コードの値からデータの対象物が連想できるものはどれか。</p>
<p>ア　シーケンスコード　　<br class="hide-on-med-and-up">イ　デシマルコード<br />
ウ　ニモニックコード　　<br class="hide-on-med-and-up">エ　ブロックコード
</div>
<p>「こんな用語を見たことがない！」と思う問題でしょう。それも、そのはず、これは応用情報技術者試験の過去問題だからです。ただし、あきらめることはありません。</p>
<p>「知らない用語に遭遇したら、言葉の意味から常識的に判断する」および<br />
「選べなかったら、知識を総動員して消去法をする」</p>
<p>という解法テクニックを使えば、正解を選べるからです。</p>
<p>シーケンス、デシマル、ニモニック、ブロックという言葉の意味を考えてみましょう。自分の知識を総動員して、</p>
<p>シーケンスは「連続」<br />
デシマルは「 10 進数」<br />
ブロックは「まとまり」</p>
<p>という意味だとわかり、ニモニックは意味がわからないとしましょう。</p>
<p>問題に示された</p>
<blockquote class="blue-grey-text"><p>コードの値からデータの対象物が連想できるもの</p></blockquote>
<p>に、「連続したコード」「 10 進数のコード」「まとまりのコード」のどれが該当するでしょうか？ どれも該当しない感じがします。</p>
<p>それなら、消去法でニモニックコードを選んでください。それで、正解です。</p>
<p>なお、ニモニック（ mnemonic ）とは「略名」という意味です。ニモニックコードの例として、日本を JP 、米国を US という略名で表すものがあります。この機会に覚えておいてください！</p>
<div class="divider mag_h20"></div>
<p><span class="chip">解答</span>　ウ</p>
<div class="grey lighten-5 mag_h30 pad_20 c-round">
<i class="material-icons light-blue-text">search</i><span class="blue-grey-text mag_w10">タグで関連記事をチェック</span><a href="../../tag/消去法のやり方/" class="tag mag_rt05">消去法のやり方</a>
</div>
<h3>教わった方法で効率的に解ける問題の例</h3>
<div class="card-panel mag_h30">
問 22</p>
<p>図の NAND ゲートの組合せ回路で，入力 A， B，C，D に対する出力 X の論理式はどれか。ここで，論理式中の &#8220;・&#8221; は論理積， &#8220;+&#8221; は論理和を表す。</p>
<figure>
<img class="materialboxed z-depth-5 responsive-width" src="../../wp-content/uploads/2021/07/q22_figure.jpg" loading="lazy"><br />
</figure>
<p>ア　<span class="italic-text">(A + B)・(C + D)</span>　　<br class="hide-on-med-and-up">イ　<span class="italic-text">A + B + C + D</span><br />
ウ　<span class="italic-text">A・B + C・D</span>　　<br class="hide-on-med-and-up">エ　<span class="italic-text">A・B・C・D</span>
</div>
<p>「この手の問題は、入力に具体的な値を想定して出力を求め、それと同じになる選択肢を選べばよいはずだが、ちょっと面倒だなあ！」と思う問題でしょう。実は、もっと簡単に、問題を解く方法があるのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>組合せ回路の左側にある 2 つの NAND 回路の出力の白丸（この白丸は、 NOT を意味します）を右側の NAND 回路の入力に移してみましょう。</p>
<p><span class="grey-text">図　左側にある NAND 回路の出力の白丸を右側の NAND 回路の入力に移す</span></p>
<figure class="mag_h50" style="position:relative;display:inline-block">
<img class="materialboxed z-depth-5" src="../../wp-content/uploads/2021/07/q22_arranged_figure.jpg" loading="lazy"><span class="comment blue-grey" style="top:-5%;left:30%">AND 回路</span><span class="comment blue-grey" style="bottom:5%;left:30%">AND 回路</span><span class="comment red" style="top:40%;left:60%">OR 回路と同じ機能</span><br />
</figure>
<p>左側は 2 つの AND 回路になり、右側は AND 回路の入力と出力をすべて反転したものになります。</p>
<p>ここで、覚えてほしいのは、</p>
<div class="background bold">AND 回路の入力と出力をすべて反転したものは、 OR 回路と同じ機能になる</div>
<p>ということです（その理由は、真理値表を書けばわかります）。</p>
<p>したがって、この論理回路は、</p>
<ul class="background c-round">
<li>A と B の AND 演算結果と</li>
<li>C と D の AND 演算結果を</li>
<li>OR 演算する</li>
</ul>
<p>ものだとわかります。論理式で示すと <span class="italic-text">A・B + C・D</span> です。入力に具体的な値を想定して出力を求めていたら、 5 分くらいかかると思いますが、この方法なら、 1 分もかからずに解けますね！</p>
<div class="divider mag_h20"></div>
<p><span class="chip">解答</span>　ウ</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>私の講師経験上、試験に合格できなかった人の多くは、「まったくダメだった」ではなく<span class="u">「あと数問できていれば合格だった」</span>です。</p>
<p>その数問をできるようにするためには、過去問題、それも、よく出る問題を練習して、できなかった問題を 1 つでも多く克服してください。試験当日まで、それを繰り返してください。機会があれば、試験対策講座にも、ぜひ、ご参加ください。</p>
<div class="divider mag_tp50 mag_bt30"></div>
<p>以上、試験対策講座の講師として、誠に勝手ながら、試験問題の講評をさせていただきました。</p>
<p>無事に合格できた人は、ここで手を抜かずに、午後試験の学習を始めてください。</p>
<p>残念な結果になってしまった人は、ここで気落ちせずに、午前試験と午後試験を並行して進めてください。</p>
<p>皆様のご健闘をお祈り申し上げます！</p>
<p>&nbsp;</p><p>The post <a href="https://www.seplus.jp/dokushuzemi/ec/fe/fenavi/guide/report_fe_special_test_202107/">基本情報技術者試験 午前免除（修了試験）の講評 ～ 2021年7月25日実施</a> first appeared on <a href="https://www.seplus.jp/dokushuzemi/ec/fe/fenavi">基本情報技術者試験 受験ナビ｜科目A・科目B対策から過去問解説まで 250本以上の記事を掲載</a>.</p>]]></content:encoded>
			</item>
		<item>
		<title>こうすりゃ解ける！ 2019年度春期 (平成31年度) 基本情報技術者試験の午後問題を徹底解説</title>
		<link>https://www.seplus.jp/dokushuzemi/ec/fe/fenavi/gogo_arukikata/analytics_question_pm_2019spring/</link>
		<pubDate>Tue, 07 May 2019 01:55:52 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[矢沢 久雄]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[午後問題の解説]]></category>
		<category><![CDATA[平成最後の基本情報技術者試験]]></category>
		<category><![CDATA[情報セキュリティ]]></category>
		<category><![CDATA[消去法のやり方]]></category>
		<category><![CDATA[試験講評]]></category>

		<guid isPermaLink="false">https://www.seplus.jp/dokushuzemi/fe/fenavi/?post_type=gogo_arukikata&#038;p=1149</guid>
		<description><![CDATA[<p>2019 年 4 月 21 日（日）に実施された平成 31 年度 春期 基本情報技術者試験の午後問題の中から、必須問題である 問1「情報セキュリティ」 の解き方を解説します。 テーマは「クラウドサービスの利用者認証」です [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://www.seplus.jp/dokushuzemi/ec/fe/fenavi/gogo_arukikata/analytics_question_pm_2019spring/">こうすりゃ解ける！ 2019年度春期 (平成31年度) 基本情報技術者試験の午後問題を徹底解説</a> first appeared on <a href="https://www.seplus.jp/dokushuzemi/ec/fe/fenavi">基本情報技術者試験 受験ナビ｜科目A・科目B対策から過去問解説まで 250本以上の記事を掲載</a>.</p>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>2019 年 4 月 21 日（日）に実施された平成 31 年度 春期 基本情報技術者試験の午後問題の中から、必須問題である <a href="https://www.jitec.ipa.go.jp/1_04hanni_sukiru/mondai_kaitou_2019h31_1/2019h31h_fe_pm_qs.pdf#page=5" rel="noopener" target="_blank">問1「情報セキュリティ」</a> の解き方を解説します。</p>
<p>テーマは「クラウドサービスの利用者認証」です。</p>
<p>ありきたりの解説には、飽き飽きしているでしょうから、「こうすりゃ解ける！」という解法のテクニックと心構えを伝授させていただきます。</p>
<div class="pad_20 blue-grey-text z-depth-0 grey lighten-5 mag_h30">
<i class="material-icons blue-text">info</i> <span class="small-text">本記事ではわかりやすいよう、問題に下線を引いています</span>
</div>
<div class="divider mag_h30"></div>
<p><i class="material-icons red-text">fiber_new</i> 最新の 令和元年度 (2019) 秋期試験 の解説はこちら<br />
<a href="../analytics_question_pm_2019autumn/"></p>
<div class="row valign-wrapper pad_20">
<div class="col s3 pad_00 flex"><img src="../../wp-content/uploads/2019/11/r1a_q8_algorithm_cover.jpg"></div>
<div class="col s9 pad_20 black-text bold">こうすりゃ解ける！<br />2019 年度秋期 (令和元年度) 基本情報技術者試験の午後問題を徹底解説</div>
</div>
<p></a></p>
<div class="divider" style="width: 90%; margin: .5em auto;"></div>
<p><a href="../../guide/report_fe_2019_autumn/"></p>
<div class="row valign-wrapper pad_20">
<div class="col s3 pad_00 flex"><img src="../../wp-content/uploads/2019/10/exam_description_cover.jpg"></div>
<div class="col s9 pad_20 black-text bold">令和元年度 (2019年度) 秋期<br />基本情報技術者試験 問題解説</div>
</div>
<p></a></p>
<div class="divider mag_h30"></div>
<style>dl.inline dd{margin-left:2em}.r-width{width:80%;margin:auto}@media only screen and (max-width:600px){.r-width{width:100%}}</style>
<h2>まず問題の内容にざっと目を通す</h2>
<p>午後問題の問 1 ～ 問 7 の多くは、架空の事例になっています。前半部が事例の説明で、後半部が設問という構成です。以下に、問題の内容を示しますので、ざっと目を通してください。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span class="bold">「ざっと」</span>ですよ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>もしも、丁寧に読んでいたら、時間が足りなくなってしまいます。どんな内容の事例で、どんな設問なのかが、何となくわかれば OK です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>↓↓↓↓↓　ここから、ざっと問題に目を通してください ↓↓↓↓↓<br />
<span class="small-text grey-text">[ <img src="https://s.w.org/images/core/emoji/11/72x72/25b6.png" alt="▶" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" /> 詳細] を押すと開きます</span></p>
<div class="card-panel">
問 1　クラウドサービスの利用者認証に関する次の記述を読んで，設問 1 ，2 に答えよ。</p>
<details>
<p>A 社では現在，Web ベースの業務システムが複数稼働しており，それぞれが稼働するサーバ(以下，業務システムサーバという)を社内 LAN に設置している。 A 社のネットワーク構成を，図1に示す。</p>
<p><img class="materialboxed r-width hoverable mag_h10" data-caption="図 1　A 社のネットワーク構成" src="../../wp-content/uploads/2019/05/pm_q1_h29_spring_figure1.png" alt="" /></p>
<p>　利用者は，業務システムを，社内 LAN に設置されたクライアント PC の Web ブラウザから利用する。社外から社内 LAN へのリモートアクセスは禁止されている。業務システムの利用者認証は，A 社認証サーバでの利用者 ID とパスワード(以下，この二つを併せて利用者認証情報という)の検証によって行っており，シングルサインオンを実現している。</p>
<p>　社内 LAN からインターネットを介した社外への通信は，クライアント PC からプロキシサーバを経由した， HTTP over TLS (以下，HTTPS という)による通信だけが，ファイアウォールによって許可されている。社外からインターネットを介した社内 LAN への通信は，全てファイアウォールによって禁止されている。ファイアウォールの設定は，A 社のセキュリティポリシに基づき変更しないものとする。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>［クラウドサービスの利用者認証］</p>
<p>　このたび A 社は，業務システムの一つである販売管理システムを，B 社がインターネットを介して提供する販売管理サービス(以下，B 社クラウドサービスという) に移行することにした。利用者認証に関しては，A 社認証サーバと B 社クラウドサービスを連携し，次の (1) ~ (3) を実現することにした。</p>
<dl class="inline">
<dt>(1)</dt>
<dd>B 社クラウドサービスをシングルサインオンの対象とする。</dd>
<dt>(2)</dt>
<dd>A 社の利用者認証は，B 社クラウドサービスについても，A 社認証サーバで行う。</dd>
<dt>(3)</dt>
<dd>利用者が本人であることを確認するために A 社認証サーバで用いる <span class="bold blank">a</span> は，B 社クラウドサービスには送信しない。</dd>
</dl>
<p>　(1) ~ (3) を実現するために， A 社は，利用者認証を仲介する ID プロバイダ(以下， IdP という)を社内 LAN に設置することにした。IdP は，認証結果，認証有効期限及 び利用者 ID (以下，これら三つを併せて認証済情報という)にディジタル署名を付加してから，Web ブラウザを介して，B 社クラウドサービスに送信する。B 社クラウドサービスは，付加されているディジタル署名を使って，受信した認証済情報に <span class="bold blank">b</span> がないことを検証する。このために， IdP の <span class="bold blank">c</span> をB 社クラウドサービスに登録しておく。</p>
<p>　Web ブラウザとB 社クラウドサービスとの間，及び Web ブラウザと IdP との間の通信には，HTTPS を用いる。IdP と A 社認証サーバとの間の通信には LDAP を用いる。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>[ B 社クラウドサービスが利用可能になるまでの処理の手順]</p>
<p>　A 社の利用者が，利用者認証されていない状態で，B 社クラウドサービスを利用しようとした場合に，利用可能になるまでの処理の手順を次の ① ~ ⑩ に示す。</p>
<dl class="inline">
<dt>①</dt>
<dd>利用者は，Web ブラウザから B 社クラウドサービスにアクセスの要求を送信する。</dd>
<dt>②</dt>
<dd>B 社クラウドサービスは，アクセスの要求を IdP に転送する指示(以下，転送指示という)を， Web ブラウザに返信する。</dd>
<dt>③</dt>
<dd>Webブラウザは，② の転送指示に従い，IdP にアクセスの要求を送信する。</dd>
<dt>④</dt>
<dd>IMP は，利用者認証情報の入力画面を Web ブラウザに返信する。</dd>
<dt>⑤</dt>
<dd>利用者は，Web ブラウザで利用者認証情報を入力する。Web ブラウザは，入力された利用者認証情報を IdP に送信する。</dd>
<dt>⑥</dt>
<dd>IdP は，利用者認証情報を A 社認証サーバに送信する。</dd>
<dt>⑦</dt>
<dd>A 社認証サーバは，利用者認証情報を検証し，認証結果を IdP に返信する。</dd>
<dt>⑧</dt>
<dd>IdP は，認証結果が成功の場合に，認証済情報を発行し，当該情報の B 社クラウドサービスへの転送指示とともに，Web ブラウザに返信する。</dd>
<dt>⑨</dt>
<dd>Web ブラウザは，⑧ の転送指示に従い，認証済情報を B 社クラウドサービスに送信する。</dd>
<dt>⑩</dt>
<dd>B 社クラウドサービスは，認証済情報に基づいて，B 社クラウドサービスの利用を許可し，操作画面を Webブラウザに返信する。</dd>
</dl>
<p>　B 社クラウドサービスが利用可能になるまでの処理の流れを，図 2 に示す。図 2 中 の ① ~ ⑩ は，処理の手順の ① ~ ⑩ と対応している。</p>
<p><img class="materialboxed r-width hoverable mag_h10" data-caption="図 2　B 社クラウドサービスが利用可能になるまでの処理の流れ" src="../../wp-content/uploads/2019/05/pm_q1_h29_spring_figure2.png" alt="" /><br />
</details>
<p>設問 1　本文中の <span class="bold blank">　</span> に入れる適切な答えを，解答群の中から選べ。</p>
<details>
a ~ c に関する解答群<br />
ア　PKI　　<br class="hide-on-med-and-up">イ　改ざん　　<br class="hide-on-med-and-up">ウ　公開鍵<br />
エ　サービス妨害　　<br class="hide-on-med-and-up">オ　生体情報　　<br class="hide-on-med-and-up">カ　パスワード<br />
キ　秘密鍵　　<br class="hide-on-med-and-up">ク　利用者ID　　<br class="hide-on-med-and-up">ケ　漏えい<br />
</details>
<p>設問2　次の記述中の<span class="bold blank">　</span> に入れる適切な答えを，解答群の中から選べ。</p>
<details>
　B 社クラウドサービスでは，接続元の IP アドレスを A 社のものに限定する機能は提供されていない。しかし，他の業務システムと同様に，B 社クラウドサービスを，社内 LAN からの利用に限定できる。</p>
<p>　この理由は，<span class="bold blank">d</span> ことが必要であるが，IdP を社内 LAN に設置するので，社外から B 社クラウドサービスを利用しようとしても，図 2 中の <span class="bold blank">e</span> の送信で失敗し，利用者認証されないからである。</p>
<p>d に関する解答群</p>
<dl class="inline">
<dt>ア</dt>
<dd>B 社クラウドサービスが， IdP と直接通信する</dd>
<dt>イ</dt>
<dd>B 社クラウドサービスが，利用者認証情報を検証し，Web ブラウザに返信する</dd>
<dt>ウ</dt>
<dd>IdP が，利用者に代わって，利用者認証情報を B 社クラウドサービスに送信する</dd>
<dt>エ</dt>
<dd>Web ブラウザが，IdP と通信する</dd>
</dl>
<p>eに関する解答群<br />
ア　①　　イ　③　　ウ　⑤　　エ　⑥　　オ　⑨<br />
</details>
</div>
<h2>設問の答えの裏付けとなる情報を探すために事例の説明を読む<br />[設問 1 空欄 a ]</h2>
<p>問題の内容にざっと目を通したら、設問を見てみましょう。</p>
<p>「ええっ、まだ問題の内容がよくわかってないですよ！」と思われるかもしれませんが、それでいいのです。</p>
<p>これは、事例を隅々まで理解しろ、という問題ではありません。<span class="bold">設問の答えが得られればいい</span> のです。そう割り切ってください。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>設問 1 の空欄 a には、利用者が本人であることを確認するために A 社認証サーバで用いるもので、B 社クラウドサービスに送信しないもの、が入ります。</p>
<p>さて、何でしょう？</p>
<div class="card-panel mag_h30">
(3) 利用者が本人であることを確認するために A 社認証サーバで用いる <span class="bold blank">a</span> は，B 社クラウドサービスには送信しない。
</div>
<p>これは、腕を組んで考えてわかることではありません。答えの裏付けとなる情報が、事例の説明の中にあるはずなので、それを見つけましょう。</p>
<p>このように、<span class="bold">事例の説明は、それを隅々まで理解するために読むのではなく、設問の答えの裏付けとなる情報を見つけるために読む</span>のです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>事例の説明を見てみると、あった！ あった！ ありました。</p>
<p>以下の下線を付けた部分で、「利用者 ID 」と「パスワード」で利用者認証を行うと示されています。</p>
<div class="card-panel mag_h30">
　利用者は，業務システムを，社内 LAN に設置されたクライアント PC の Web ブラウザから利用する。社外から社内 LAN へのリモートアクセスは禁止されている。業務システムの<span class="u">利用者認証は，A 社認証サーバでの利用者 ID とパスワード</span>(以下，この二つを併せて利用者認証情報という)の検証によって行っており，シングルサインオンを実現している。
</div>
<p>空欄 a は、「利用者 ID 」と「パスワード」のどちらが適切なのでしょうか。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>選択肢を見てみましょう。選択肢に、どちらか一方しかなければ、それで決まりです。</p>
<p>ところが、選択肢には、「利用者 ID 」と「パスワード」の両方があります。</p>
<div class="card-panel mag_h30">
a ~ c に関する解答群<br />
ア　PKI　　<br class="hide-on-med-and-up">イ　改ざん　　<br class="hide-on-med-and-up">ウ　公開鍵<br />
エ　サービス妨害　　<br class="hide-on-med-and-up">オ　生体情報　　<br class="hide-on-med-and-up"><span class="u">カ　パスワード</span><br />
キ　秘密鍵　　<br class="hide-on-med-and-up"><span class="u">ク　利用者ID</span>　　<br class="hide-on-med-and-up">ケ　漏えい
</div>
<p>このような場合は、常識的な判断をしましょう。</p>
<p>一般的に、ログインするときには、「利用者 ID 」は見せても「パスワード」は見せないものです。</p>
<p>したがって、社外にある B 社のクラウドサービスに送信しないものは、「パスワード」の方が適切でしょう。そう判断して、選択肢カの「パスワード」を選んでください。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「そんな適当な判断では納得できない！」という人は、事例の説明の他の部分に、答えの裏付けとなる情報がないかどうか探してみましょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>おっ！ ありました。</p>
<p>以下の下線を付けた部分に、IdP（ ID プロバイダ）が、「認証結果」「認証有効期限」「利用者 ID 」の 3 つを、B 社のクラウドサービスに送信すると示されています。</p>
<p>「利用者 ID 」は、B 社のクラウドサービスに送信するのですから、送信しないのは「パスワード」です。これで、スッキリと解決しましたね。</p>
<div class="card-panel mag_h30">
　(1) ~ (3) を実現するために， A 社は，利用者認証を仲介する ID プロバイダ(以下， IdP という)を社内 LAN に設置することにした。<span class="u">IdP は，認証結果，認証有効期限及 び利用者 ID (以下，これら三つを併せて認証済情報という) にディジタル署名を付加してから，Web ブラウザを介して，B 社クラウドサービスに送信する。</span>
</div>
<h2>午前試験の知識があれば正解を選べる<br />[設問 1 空欄 b 空欄 c ]</h2>
<p>市販教材や対策講座などで、ごく普通に試験勉強をした人なら、ディジタル署名の目的と仕組みをご存知でしょう。</p>
<p><span class="bold">ディジタル署名の目的は、「改ざん」と「なりますし」を検知すること</span>です。</p>
<p>その仕組みとして、送信者が秘密鍵で暗号化してディジタル署名を作成し、受信者が公開鍵で検証を行います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>午後試験の設問の中には、事例の説明を読まなくても、午前試験の知識があれば正解を選べるものがあります。設問 1 の空欄 b と空欄 c は、まさにそういう問題です。</p>
<div class="card-panel mag_h30">
Web ブラウザを介して，B 社クラウドサービスに送信する。B 社クラウドサービスは，付加されている<span class="u">ディジタル署名を使って，受信した認証済情報に <span class="bold blank">b</span> がないことを検証する。このために， IdP の <span class="bold blank">c</span> をB 社クラウドサービスに登録しておく。</span>
</div>
<div class="card-panel mag_h30">
a ~ c に関する解答群<br />
ア　PKI　　<br class="hide-on-med-and-up">イ　改ざん　　<br class="hide-on-med-and-up">ウ　公開鍵<br />
エ　サービス妨害　　<br class="hide-on-med-and-up">オ　生体情報　　<br class="hide-on-med-and-up">カ　パスワード<br />
キ　秘密鍵　　<br class="hide-on-med-and-up">ク　利用者ID　　<br class="hide-on-med-and-up">ケ　漏えい
</div>
<p>空欄 b は、ディジタル署名で検証できることです。これは、「改ざん」と「なりすまし」ですが、選択肢にあるのは「改ざん」だけなので、解答は選択肢 イ です。</p>
<p>空欄 c は、ディジタル署名を検証するために、B 社のクラウドサービスに登録しておくものです。これは「公開鍵」なので、解答は 選択肢 ウ です。</p>
<p><a class="tag" href="../../tag/公開鍵秘密鍵">公開鍵秘密鍵</a></p>
<h2>選べなかったら消去法で不適切な選択肢を消す<br />[設問 2 空欄 d ]</h2>
<p>今度は、設問 2 の空欄 d です。</p>
<p>選択肢を見ると、何と何が通信するのかが示されています。どれが適切なのでしょう？ 簡単には、選べそうにありませんね。</p>
<p>こういうときには、<span class="bold">「選べなかったら消去法」</span>という言葉を、標語のように思い出してください。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>事例の説明の中にある図 2 に「B 社クラウドサービス」「 Web ブラウザ」「 IdP 」「 A 社認証サーバ」の送信と返信の処理の流れが示されています。</p>
<p>これを見て「この選択肢は違う！」とわかったものに × を付けて消して行くのです。消えずに残ったものが正解です。</p>
<div class="card-panel mag_h30">
d に関する解答群</p>
<dl class="inline">
<dt>ア</dt>
<dd>B 社クラウドサービスが， IdP と直接通信する</dd>
<dt>イ</dt>
<dd>B 社クラウドサービスが，利用者認証情報を検証し，Web ブラウザに返信する</dd>
<dt>ウ</dt>
<dd>IdP が，利用者に代わって，利用者認証情報を B 社クラウドサービスに送信する</dd>
<dt>エ</dt>
<dd>Web ブラウザが，IdP と通信する</dd>
</dl>
</div>
<div class="card-panel mag_h30">
　B 社クラウドサービスが利用可能になるまでの処理の流れを，図 2 に示す。図 2 中 の① ~ ⑩ は，処理の手順の ① ~ ⑩ と対応している。</p>
<p><img class="materialboxed r-width hoverable mag_h10" data-caption="図 2　B 社クラウドサービスが利用可能になるまでの処理の流れ" src="../../wp-content/uploads/2019/05/pm_q1_h29_spring_figure2.png" alt="" />
</div>
<p>選択肢アには「 B 社クラウドサービスが IdP と直接通信する」と示されています。図 2 を見ると、B 社クラウドサービスは、Web ブラウザを介して IdP と通信しています。</p>
<p>したがって、選択肢アは × です。</p>
<p>選択肢イには、「 B 社クラウドサービスが、利用者認証情報を検証し、Web ブラウザに返信する」と示されています。B 社クラウドサービスは、② と ⑩ の処理で、Web ブラウザに返信しています。② と ⑩ の処理の説明と見てみると、以下のように、利用者認証情報の検証結果の返信ではありません。</p>
<p>したがって、選択肢イも × です。</p>
<div class="card-panel mag_h30">
<dl class="inline">
<dt>②</dt>
<dd>B 社クラウドサービスは，アクセスの要求を IdP に転送する指示(以下，転送指示という)を， Web ブラウザに返信する。</dd>
<dt>&#xFE19;</dt>
<dd>　</dd>
<dt>⑩</dt>
<dd>B 社クラウドサービスは，認証済情報に基づいて，B 社クラウドサービスの利用を許可し，操作画面を Web ブラウザに返信する。</dd>
</dl>
</div>
<p>選択肢ウには、「 IdP が、利用者に代わって、利用者認証情報を B 社クラウドサービスに返信する」と示されています。図 2 を見ると、IdP から B 社クラウドサービスへの返信はありません。</p>
<p>したがって、選択肢ウも × です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>残ったのは選択肢エだけですから、それを選んでください。解答は選択肢エです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>念のため、選択肢エの内容も確認しておきましょう。</p>
<p>選択肢エには、「 Web ブラウザが、IdP と通信する」とだけ示されています。図2を見ると、確かに Web ブラウザは IdP と通信しています。したがって、選択肢エに × を付ける理由はありません。</p>
<p><a class="tag" href="../../tag/消去法のやり方">消去法のやり方</a></p>
<h2>1つぐらいできない設問があっても気にしない<br />[設問 2 空欄 e ]</h2>
<p>試験問題の出題者は、0 点が多発しても困りますが、<span class="bold">満点が多発するのも嫌</span> なようです。</p>
<p>そのため、どの問題にも、とても簡単な設問（この問題では、設問 1 の空欄 b と空欄 c でしょう）と、やや難しい設問があるものです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>最後の設問 2 の空欄 e は、やや難しい問題でしょう。</p>
<p>60% 以上正解できれば試験に合格できるのですから、1 つぐらいできない設問があっても気にしないでください。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「そう言われると、よけいに気になります！」という人もいると思いますので、空欄 e も解説しておきましょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>選択肢に示された ① 、③ 、⑤ 、⑥ 、⑨ の処理の中から、社外から B 社クラウドサービスを利用しようとしても、IdP が社内 LAN に設置されていることが理由となって、失敗する送信を選べばよいのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>社外から利用するのですから、図 2 の Web ブラウザが社外にあります。</p>
<p>A 社の LAN には、ファイアウォールがあり、社外からのアクセスを全て禁止しています。これは、事例の説明で、以下の下線を付けた部分に示されています。</p>
<div class="card-panel mag_h30">
　社内 LAN からインターネットを介した社外への通信は，クライアント PC からプロキシサーバを経由した， HTTP over TLS (以下，HTTPS という)による通信だけが，ファイアウォールによって許可されている。<span class="u">社外からインターネットを介した社内 LAN への通信は，全てファイアウォールによって禁止されている。</span>ファイアウォールの設定は，A 社のセキュリティポリシに基づき変更しないものとする。
</div>
<p>社外の Web ブラウザは、③ の処理で社内の IdP に送信しています。この送信は、ファイアウォール によって禁止されるので、失敗します。</p>
<p>したがって、選択肢イが正解です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>あれあれ、それほど難しい問題ではなかったかもしれませんね。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>最後に、問題の解答をまとめて示しておきます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="chip">解答</div>
<p>平成 31 年度 ( 2019 年度) 春期 問 1</p>
<p>設問 1　a　カ　　b　イ　　c　ウ<br />
設問 2　d　エ　　e　イ</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="divider"></div>
<p>&nbsp;</p>
<p>ここで紹介した</p>
<p><span class="bold"><br />
「まず問題の内容にざっと目を通す」<br />
「設問の答えの裏付けとなる情報を探すために事例の説明を読む」<br />
「午前試験の知識があれば正解を選べる」<br />
「選べなかったら消去法で不適切な選択肢を消す」<br />
「1 つぐらいできない設問があっても気にしない」<br />
</span></p>
<p>という解法のテクニックと心構えは、午後試験の 問 1 ～ 問 7 のすべての問題で応用できます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>繰り返しアドバイスしますが「事例の説明を隅々まで理解するのではなく、設問の答えが得られればいいのだ」と割り切って問題を解くことが重要です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>それでは、またお会いしましょう！</p>
<div class="divider mag_tp40 mag_bt10"></div>
<p class="grey-text small-text"><i class="material-icons mag_rt05">info</i>あわせて読みたい</p>
<p><a href="../trend_to_questions_at_pm/"></p>
<div class="row valign-wrapper">
<div class="col s3 m2 flex pad_00"><img src="../../wp-content/uploads/2018/05/trend_to_questions_of_pm.jpg" /></div>
<div class="col s9 m10 pad_10 blue-grey-text bold">午後問題の歩き方 | 過去問 10 回分から分析した午後問題の出題傾向 ( 2019 春期試験 更新)</div>
</div>
<p></a></p>
<p>&nbsp;</p><p>The post <a href="https://www.seplus.jp/dokushuzemi/ec/fe/fenavi/gogo_arukikata/analytics_question_pm_2019spring/">こうすりゃ解ける！ 2019年度春期 (平成31年度) 基本情報技術者試験の午後問題を徹底解説</a> first appeared on <a href="https://www.seplus.jp/dokushuzemi/ec/fe/fenavi">基本情報技術者試験 受験ナビ｜科目A・科目B対策から過去問解説まで 250本以上の記事を掲載</a>.</p>]]></content:encoded>
			</item>
		<item>
		<title>過去問の解き方知りたいぜ ｜ 解法テクニック</title>
		<link>https://www.seplus.jp/dokushuzemi/ec/fe/fenavi/kakomon_tokikata/how_to_solve/</link>
		<pubDate>Mon, 19 Nov 2018 04:48:51 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[矢沢 久雄]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[テクニック 具体的な値を想定]]></category>
		<category><![CDATA[消去法のやり方]]></category>
		<category><![CDATA[解法テクニック]]></category>
		<category><![CDATA[過去問の解き方]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.seplus.jp/dokushuzemi/fe/fenavi/?post_type=kakomon_tokikata&#038;p=585</guid>
		<description><![CDATA[<p>基本情報技術者試験に合格するには、なんたって過去問題を数多く解くことが重要です。 ただし、ただ闇雲に解けばよい、というものではありません。 解法テクニックを意識して解いてください。「ええっ！ 解法テクニックって何のこと？ [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://www.seplus.jp/dokushuzemi/ec/fe/fenavi/kakomon_tokikata/how_to_solve/">過去問の解き方知りたいぜ ｜ 解法テクニック</a> first appeared on <a href="https://www.seplus.jp/dokushuzemi/ec/fe/fenavi">基本情報技術者試験 受験ナビ｜科目A・科目B対策から過去問解説まで 250本以上の記事を掲載</a>.</p>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>基本情報技術者試験に合格するには、なんたって過去問題を数多く解くことが重要です。</p>
<p>ただし、ただ闇雲に解けばよい、というものではありません。</p>
<p>解法テクニックを意識して解いてください。「ええっ！ 解法テクニックって何のこと？」と思われるかもしれませんので、いくつか紹介しましょう。</p>
<p>この記事は、午後問題が主なテーマですが、午前問題を例にして説明します。午後問題を掲載したら、長くて読むのが面倒だからです。</p>
<p>ただし、どの解法テクニックも、午前問題だけでなく午後問題でもバッチリ活用できます。</p>
<style>dl.inline dd{margin-left:2em;}</style>
<h2>解法テクニック 1:<br />
選べなかったら消去法</h2>
<p>基本情報技術者の問題は、すべて選択問題です。</p>
<p>したがって、もしも「正解を選べない」なら、「不正解と思われるものを消す」という解法テクニックが使えます。いわゆる「消去法」です。</p>
<p><span class="bold">「選べなかったら消去法」</span> を標語のように意識してください。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span class="bold">選択肢に、 <i class="material-icons blue-text">panorama_fish_eye</i> と <i class="material-icons red-text">close</i> だけを付けるのではなく、 <i class="material-icons blue-text">panorama_fish_eye</i> 、 <i class="material-icons amber-text">change_history</i> 、 <i class="material-icons red-text">close</i> 、 <i class="material-icons">help_outline</i> を付けてください。</span></p>
<p>正しいなら <i class="material-icons blue-text">panorama_fish_eye</i> 、<br />
微妙なら <i class="material-icons amber-text">change_history</i> 、<br />
誤りなら <i class="material-icons red-text">close</i> 、<br />
そして判断不能なら <i class="material-icons">help_outline</i> </p>
<p>です。</p>
<p>そして、裏をかかずに、 <span class="bold">最も無難な選択肢を選んでください。</span></p>
<p>最も無難とは、</p>
<p>「 <i class="material-icons amber-text">change_history</i> 、 <i class="material-icons blue-text">panorama_fish_eye</i> 、 <i class="material-icons amber-text">change_history</i> 、 <i class="material-icons red-text">close</i> 」なら <i class="material-icons blue-text">panorama_fish_eye</i> を付けた選択肢</p>
<p>「 <i class="material-icons red-text">close</i> 、 <i class="material-icons amber-text">change_history</i> 、 <i class="material-icons">help_outline</i> 、 <i class="material-icons red-text">close</i> 」なら <i class="material-icons amber-text">change_history</i> を付けた選択肢</p>
<p>です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>例を示しましょう。</p>
<p>以下は、平成 27 年度 春期 午前 問 79 です。「コンピュータウイルスに関する罪となるものはどれか」という問題ですが、正解を選ぼうと思うとなかなか決められないでしょう。</p>
<p>こういうときこそ「選べなかったら消去法」です。</p>
<div class="card-panel mag_h30">
問 79　(平成 27 年度 春期 午前)</p>
<p>刑法における，いわゆるコンピュータウイルスに関する罪となるものはどれか。</p>
<dl class="inline">
<dt>ア</dt>
<dd>ウイルス対策ソフトの開発，試験のために，新しいウイルスを作成した。</dd>
<dt>イ</dt>
<dd>自分に送られてきたウイルスに感染した電子メールを，それとは知らずに他者に転送した。</dd>
<dt>ウ</dt>
<dd>自分に送られてきたウイルスを発見し，ウイルスであることを明示してウイルス対策組織へ提供した。</dd>
<dt>エ</dt>
<dd>他人が作成したウイルスを発見し，後日これを第三者のコンピュータで動作させる目的で保管した。</dd>
</dl>
</div>
<ul class="background c-round">
<li class="mag_h10">アは、ウイルス対策ソフトの開発と試験のために新しいウイルスを作成したのですから、罪にはならないでしょう。 <i class="material-icons red-text">close</i> を付けましょう。</li>
<li class="mag_h10">イは、知らなかったとはいえ、他者にウイルスを転送してしまったのですから、少しは罪になるような気がします。 <i class="material-icons amber-text">change_history</i> を付けましょう。</li>
<li class="mag_h10">ウは、ウイルスを発見して、ウイルスであることを明示して、ウイルス対策組織へ提供したのですから、罪にならないでしょう。 <i class="material-icons red-text">close</i> を付けましょう。</li>
<li class="mag_h10">エは、ウイルスを発見し、それを第三者のコンピュータで動作させる目的で保管したのですから、罪になりそうです。 <i class="material-icons blue-text">panorama_fish_eye</i> を付けましょう。</li>
</ul>
<p>消去法の結果は、「 <i class="material-icons red-text">close</i> 、 <i class="material-icons amber-text">change_history</i> 、 <i class="material-icons red-text">close</i> 、 <i class="material-icons blue-text">panorama_fish_eye</i> 」になりました。最も無難なのは、 <i class="material-icons blue-text">panorama_fish_eye</i> を付けたエなので、エを選んでください。実際の正解もエです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>この例にはありませんでしたが、もしも<span class="bold"> <i class="material-icons">help_outline</i> を付けた選択肢があったなら、それを選んではいけません。</span></p>
<p>ちゃんと勉強したのに判断不能の <i class="material-icons">help_outline</i> となる選択肢は、誤りの選択肢である可能性が高いからです。</p>
<p>矛盾した内容だったり、試験の範囲外の用語だったりします。「知らない言葉だから、もしかしたら、これが正解かな？」などと考えてはいけません。</p>
<p><i class="material-icons teal-text text-lighten-2 mag_h50">label</i> 関連タグ: <a href="../../tag/消去法のやり方" class="chip teal white-text">消去法のやり方</a></p>
<h2>解法テクニック 2:<br />
知らない用語は、用語を構成する英語や日本語から意味を考える</h2>
<p>先ほど説明したように、もしも、選択肢に知らない用語（消去法で <i class="material-icons">help_outline</i> を付けた用語）があったなら、それは誤りである可能性が高いので、選んではいけません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>それでは、問題文の中に知らない用語があったらどうしましょう。</p>
<p>これは、勉強不足としか言いようがありません。</p>
<p>「仕方がないから、当てずっぽうで選択肢を選ぼうかな」と思ったなら、ちょっと待ってください。少しはジタバタしましょう。</p>
<p>用語を構成する英語や日本語から意味がわかる場合があるからです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>例を示しましょう。</p>
<p>以下は、平成 27 年度 春期 午前 問 37 です。</p>
<p>「キーロガーの悪用例はどれか」という問題ですが、「キーロガー」という用語を知らなかったとします。「キーロガー」は、「キー」と「ロガー」という英語から構成されています。</p>
<p>どういう意味か考えてください。</p>
<div class="card-panel mag_h30">
問 37　( 平成 27 年度 春期 午前 )</p>
<p>キーロガーの悪用例はどれか。</p>
<dl class="inline">
<dt>ア</dt>
<dd>通信を行う 2 者間の経路上に割り込み，両者が交換する情報を収集し，改ざんする。</dd>
<dt>イ</dt>
<dd>ネットバンキング利用時に，利用者が入力したパスワードを収集する。</dd>
<dt>ウ</dt>
<dd>ブラウザでの動画閲覧時に，利用者の意図しない広告を勝手に表示する。</dd>
<dt>エ</dt>
<dd>ブラウザの起動時に，利用者がインストールしていないツールバーを勝手に表示する。</dd>
</dl>
</div>
<p>「キー」は、「キーボード」のことでしょう。「ロガー」とは、「ログ ＝ 記録」する仕組みのことでしょう。</p>
<p>したがって、「キーロガー」は、「キーボード入力を記録するプログラム」だと思われます。この解釈で、選択肢を見てみましょう。</p>
<p>イの「ネットバンキング利用時に、利用者が入力したバスワードを収集する」は、キーボード入力を記録するプログラムの悪用例としてピッタリです。</p>
<p>イを選んでください。実際の正解も、イです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>この例では、運良くピッタリと合う選択肢がありましたが、もしも「キーボード入力を記録するプログラム」という解釈に合う選択肢がなかったら、「検索のキーを記録するプログラム」のような別の解釈をしてください。</p>
<p>その際に、選択肢の内容を、大いにヒントとしてください。</p>
<h2>解法テクニック 3:<br />
具体的な数値を想定する</h2>
<p>いきなりですが、例を示しましょう。</p>
<p>以下は、平成 17 年度 春期 午前 問 2 です。2 進数に関する問題であり、選択肢に難しそうな数式が並んでいます。</p>
<p>さあ、どうやって解いたらよいでしょうか。</p>
<div class="card-panel mag_h30">
問2　(平成 17 年度 春期 午前)</p>
<p>ある自然数 x を 2 進数で表現すると， 1 と 0 が交互に並んだ 2n けたの 2 進数 1010・・・10 となった。このとき， x に関して成立する式はどれか。</p>
<p><a href="../../wp-content/uploads/2018/11/h17_s_am_q2_options.png"><img class="hoverable" src="../../wp-content/uploads/2018/11/h17_s_am_q2_options.png"></a>
</div>
<p>学校の数学の先生なら「式の意味を考えろ」や「式を導け」などと教えるかもしれませんが、ここでは「答えが選べればいいのだ」と割り切ってしまいましょう。</p>
<p>そのためには、<span class="bold">n に具体的な数値を想定すればよい</span> のです。</p>
<p>試しに、n に 1 を想定してみましょう。</p>
<p>2n けたの 2 進数 1010･･･10 は、2 けたの 2 進数 10 になります。2 進数 の 10 は、10 進数 で 2 です。つまり、n が 1 なら、自然数 x は 2 です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>選択肢を見てみましょう。</p>
<p>どの選択肢も、左辺は x ＋ x / 2 です。</p>
<p>ここでは、x が 2 なのですから、左辺は x ＋ x / 2 ＝ 2 ＋ 2 / 2 ＝ 3 です。</p>
<p>したがって、選択肢の右辺の n に 1 を代入して、3 になるものがあれば、それが正解です。</p>
<p>アは、2<sup>2n</sup> ＝ 2<sup>2</sup> ＝ 4 です。<br />
イは、2<sup>2n－1</sup> ＝ 2<sup>2</sup> － 1 ＝ 3 です。<br />
ウは、2<sup>2n＋1</sup> ＝ 2<sup>3</sup> ＝ 8 です。<br />
エは、2<sup>2n＋1</sup> － 1 ＝ 2<sup>3</sup> － 1 ＝ 7 です。</p>
<p>右辺が 3 になったのは、イ だけなので、イ を選んでください。実際の正解も イ です。</p>
<p><i class="material-icons teal-text text-lighten-2 mag_h50">label</i> 関連タグ: <a href="../../tag/テクニック-具体的な値を想定/" class="chip teal white-text">テクニック 具体的な値を想定</a></p>
<h2>解法テクニック 4:<br />
よい子の常識的な判断で答える</h2>
<p><span class="bold">基本情報技術者試験には、滅多にヒッカケ問題が出題されません。</span></p>
<p>社会人だけでなく、大学生や高校生などの青少年も受験しているからでしょう。もしも、青少年にヒッカケ問題を出題したら、国家試験として不健全です。そんなことをしたら「こんなヒッカケ問題を出すIT業界なんかに就職するもんか！」と思われてしまうかもしれません。</p>
<p>ヒッカケ問題が出ないのですから、よい子になって常識的な判断をすれば解ける問題が多々あります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>例を示しましょう。以下は、平成 24 年度 秋期 午前 問 80 です。</p>
<div class="card-panel mag_h30">
問 80　(平成 24 年度 秋期 午前)</p>
<p>派遣元会社 A 社と派遣先会社 B 社が派遣契約を結び，A 社は社員である N 氏を派遣した。労働者派遣法に照らして適切な行為はどれか。</p>
<p>ア　B 社の繁忙期と N 氏の休暇申請が重なったので，B 社から直接 N 氏に休暇の変更を指示した。<br />
イ　N 氏からの作業環境に関する苦情に対し，B 社は雇用関係にないので，対応は A 社だけで行った。<br />
ウ　N 氏は派遣期間中の仕事に関する指示を，B 社の担当者から直接受けることにした。<br />
エ　派遣期間中に N 氏の作業時間が空いたので，B 社は派遣取決め以外の作業を依頼した。
</p></div>
<p>派遣労働法に関する問題ですが、法律の内容を調べる必要はありません。よい子になって常識的な判断をすれば解けるからです。</p>
<p>この問題では、強い立場にある企業ではなく、弱い立場にある派遣労働者を守るのがよい子です。</p>
<ul class="background c-round">
<li class="mag_h10">アは、派遣先企業の B 社が、派遣労働者の N 氏の休暇を変更するのですから、よい子ではありません。<br />N 氏は、あくまでも A 社の社員なのですから。</li>
<li class="mag_h10">イは、派遣労働者の N 氏が、派遣先企業の B 社の作業環境に苦情を言っているのに、それを B 社が関係ないと無視するのは、よい子ではありません。<br />B 社は、作業環境を改善すべきです。</li>
<li class="mag_h10">ウは、派遣先企業の B 社が派遣労働者のN氏に、派遣期間中の仕事の指示をするのですから、当然のことであり、よい子です。<br />もしも、B 社が N 氏に仕事の指示をしなかったら、N 氏は何をすればよいのかわからずに困ってしまうでしょう。</li>
<li class="mag_h10">エは、派遣先企業の B 社が、派遣労働者の B 氏に派遣取り決め以外の作業をさせるのですから、よい子ではありません。<br />B 氏は「話が違うよ！」ということになってしまいます。</li>
</ul>
<p>よい子の常識的な判断は、ウ だけなので、ウ を選んでください。実際の正解も ウ です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="divider mag_h30"></div>
<p>試験問題の解法テクニック、いかがだったでしょう。</p>
<p>「なるほど！ こうやって解けば簡単だったんだ」と感じて頂けたなら幸いです。</p>
<p>ここで紹介したもの以外にも、様々な解法テクニックがあると思いますので、過去問題を解きながら、ご自身で見出してください。</p>
<p>お友達とお互いの解法テクニックを交換し合う、というのも効果的ですので、ぜひやってみてください。</p>
<p>それでは、またお会いしましょう！</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><small>Photo by </small><a href="https://unsplash.com/photos/86qvlyDfMvo?utm_source=unsplash&amp;utm_medium=referral&amp;utm_content=creditCopyText"><small>rawpixel</small></a><small> on </small><a href="https://unsplash.com/search/photos/solution?utm_source=unsplash&amp;utm_medium=referral&amp;utm_content=creditCopyText"><small>Unsplash</small></a></p><p>The post <a href="https://www.seplus.jp/dokushuzemi/ec/fe/fenavi/kakomon_tokikata/how_to_solve/">過去問の解き方知りたいぜ ｜ 解法テクニック</a> first appeared on <a href="https://www.seplus.jp/dokushuzemi/ec/fe/fenavi">基本情報技術者試験 受験ナビ｜科目A・科目B対策から過去問解説まで 250本以上の記事を掲載</a>.</p>]]></content:encoded>
			</item>
		<item>
		<title>こうすりゃ解ける！ 2018年度秋期 (平成30年) 基本情報技術者試験の午後問題を徹底解説</title>
		<link>https://www.seplus.jp/dokushuzemi/ec/fe/fenavi/gogo_arukikata/analytics_question_pm_2018autumn/</link>
		<pubDate>Mon, 22 Oct 2018 01:53:13 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[矢沢 久雄]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[午後問題の解説]]></category>
		<category><![CDATA[情報セキュリティ]]></category>
		<category><![CDATA[消去法のやり方]]></category>
		<category><![CDATA[試験講評]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.seplus.jp/dokushuzemi/fe/fenavi/?post_type=gogo_arukikata&#038;p=512</guid>
		<description><![CDATA[<p>fiber_new 最新の 令和元年度 (2019) 秋期試験 の解説はこちら こうすりゃ解ける！2019 年度秋期 (令和元年度) 基本情報技術者試験の午後問題を徹底解説 令和元年度 (2019年度) 秋期基本情報技術 [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://www.seplus.jp/dokushuzemi/ec/fe/fenavi/gogo_arukikata/analytics_question_pm_2018autumn/">こうすりゃ解ける！ 2018年度秋期 (平成30年) 基本情報技術者試験の午後問題を徹底解説</a> first appeared on <a href="https://www.seplus.jp/dokushuzemi/ec/fe/fenavi">基本情報技術者試験 受験ナビ｜科目A・科目B対策から過去問解説まで 250本以上の記事を掲載</a>.</p>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<div class="divider mag_h30"></div>
<p><i class="material-icons red-text">fiber_new</i> 最新の 令和元年度 (2019) 秋期試験 の解説はこちら</p>
<p><a href="../analytics_question_pm_2019autumn/"></p>
<div class="row valign-wrapper pad_20">
<div class="col s3 flex pad_00"><img src="../../wp-content/uploads/2019/11/r1a_q8_algorithm_cover.jpg"></div>
<div class="col s9 black-text bold">こうすりゃ解ける！<br />2019 年度秋期 (令和元年度) 基本情報技術者試験の午後問題を徹底解説</div>
</div>
<p></a></p>
<div class="divider" style="width: 90%; margin: .5em auto;"></div>
<p><a href="../../guide/report_fe_2019_autumn/"></p>
<div class="row valign-wrapper pad_20">
<div class="col s3 flex pad_00"><img src="../../wp-content/uploads/2019/10/exam_description_cover.jpg"></div>
<div class="col s9 black-text bold">令和元年度 (2019年度) 秋期<br />基本情報技術者試験 問題解説</div>
</div>
<p></a></p>
<div class="divider mag_h30"></div>
<p>ここでは、2018 年 10 月 21 日（日）に実施された平成 30 年度 秋期 基本情報技術者試験の午後問題の中から、必須問題である<a href="https://www.jitec.ipa.go.jp/1_04hanni_sukiru/mondai_kaitou_2018h30_2/2018h30a_fe_pm_qs.pdf#page=6" rel="noopener" target="_blank">問 1「情報セキュリティ」</a> の解き方を解説します。</p>
<p>普通に解説しても面白くないと思いますので、</p>
<div class="card process">
<ul class="bold">
<li>「午後問題を解くための前提条件」</li>
<li>「短時間に午後問題を解く方法」</li>
</ul>
</div>
<p>この 2 つに的を絞ります。ここで紹介する前提条件と解法は、他の問題にも応用できるはずです。</p>
<p>「午後問題が苦手」や「時間が足りない」と悩んでいる受験者のお役に立てば幸いです。</p>
<div class="card-panel blue-grey-text z-depth-0 grey lighten-5 mag_h30">
<i class="material-icons blue-text">info</i> <span class="small-text">本記事ではわかりやすいよう、問題に下線を引いています</span>
</div>
<style>dl.inline dd{margin-left:2em}</style>
<h2>午前問題を数多く練習して頻出用語の意味を覚える</h2>
<p>はじめに、午後問題を解くための前提条件です。それは、問題で取り上げられる用語の意味をちゃんと知っていることです。</p>
<p><span class="bold">「午後問題が苦手」という受験者の多くは、用語の知識が不足しています。</span></p>
<p>たとえば、以下は、現時点で最新のシラバス Ver.4.0 に示されたセキュリティの分野の用語です。丁寧に見たら、この記事の続きを読むのが嫌になってしまうでしょうから、<span class="u">ざっと目を通してください。</span></p>
<p>もしも、「うわっ！ こんなにあるのか！ 意味のわからない用語だらけだ！」と思ったなら、それが午後問題で苦戦する理由です。</p>
<h3>セキュリティ問題の用語チェック</h3>
<div class="divider mag_h30"></div>
<p><span class="bold">ここから先は、[ <i class="material-icons">play_arrow</i> 詳細 ] を開いて、用語にざっと目を通してください</span></p>
<div class="card-panel grey lighten-5 hoverable">
<details>
<dl>
<dt>【情報セキュリティの目的と考え方】</dt>
<dd>機密性（ Confidentiality ）、完全性（ Integrity ）、可用性（ Availability ）、真正性（ Authenticity ）、責任追跡性（ Accountability ）、否認防止（ Non-Repudiation ）、信頼性（ Reliability ）、OECD セキュリティガイドライン（情報システム及びネットワークのセキュリティのためのガイドライン）</dd>
<dt>【情報セキュリティの重要性】</dt>
<dd>情報資産、脅威、脆弱性、サイバー空間、サイバー攻撃</dd>
<dt>【脅威の種類】</dt>
<dd>物理的脅威（事故、災害、故障、破壊、盗難、不正侵入ほか）、技術的脅威（不正アクセス、盗聴、なりすまし、改ざん、エラー、クラッキングほか）、人的脅威（誤操作、紛失、破損、盗み見、不正利用、ソーシャルエンジニアリングほか）、情報漏えい、故意、過失、誤謬、不正行為、妨害行為、サービス妨害</dd>
<dt>【マルウェア・不正プログラム】</dt>
<dd>コンピュータウイルス、マクロウイルス、ワーム、ボット（ボットネット、遠隔操作型ウイルス、C &amp; C サーバ）、トロイの木馬、スパイウェア、ランサムウェア、キーロガー、ルートキット、バックドア、偽セキュリティ対策ソフト</dd>
<dt>【脆弱性】</dt>
<dd>バグ、セキュリティホール、人為的脆弱性、シャドー IT</dd>
<dt>【不正のメカニズム】</dt>
<dd>不正のトライアングル（機会、動機、正当化）、状況的犯罪予防</dd>
<dt>【攻撃者の種類、攻撃の動機】</dt>
<dd>内部関係者、愉快犯、詐欺犯、故意犯、金銭奪取、サイバーテロリズム</dd>
<dt>【攻撃手法】</dt>
<dd>辞書攻撃、総当たり（ブルートフォース）攻撃、パスワードリスト攻撃・クロスサイトスクリプティング、クロスサイトリクエストフォージェリ、クリックジャッキング、ドライブバイダウンロード、SQL インジェクション、ディレクトリトラバーサル、中間者攻撃（ Man-in-the-middle ）、第三者中継、IP スプーフィング、キャッシュポイズニング、セッションハイジャック、DoS（ Denial of Service：サービスの妨害）攻撃、DDoS 攻撃、メールボム、標的型攻撃（ APT（ Advanced Persistent Threats ）、水飲み場型攻撃、やり取り型攻撃ほか）、フィッシング（ワンクリック詐欺ほか）、ゼロデイ攻撃、サイドチャネル攻撃、フットプリンティング</dd>
<dt>【暗号技術】</dt>
<dd>CRYPTREC 暗号リスト、暗号方式（暗号化（暗号鍵）、復号（復号鍵）、解読、共通鍵暗号方式（共通鍵）、公開鍵暗号方式（公開鍵、秘密鍵））、AES（ Advanced Encryption Standard ）、RSA（ Rivest 、Shamir 、Adleman ）、S/MIME（ Secure MIME ）、PGP（ Pretty Good Privacy ）、ハイブリッド暗号、ハッシュ関数（ SHA-256 ほか）、ブロック暗号利用モード、鍵管理、ディスク暗号化、ファイル暗号化、危殆化</dd>
<dt>【認証技術】</dt>
<dd>ディジタル署名（署名鍵、検証鍵）、XML 署名、タイムスタンプ（時刻認証）、メッセージ認証、MAC（ Message Authentication Code：メッセージ認証符号）、チャレンジレスポンス認証</dd>
<dt>【利用者認証】</dt>
<dd>ログイン（利用者 ID とパスワード）、アクセス管理、IC カード、PIN コード、ワンタイムパスワード、多要素認証、セキュリティトークン、シングルサインオン、CAPTCHA</dd>
<dt>【生体認証技術】</dt>
<dd>静脈パターン認証、虹彩認証、声紋認証、顔認証、網膜認証、署名認証、本人拒否率、他人受入率</dd>
<dt>【公開鍵基盤】</dt>
<dd>PKI（ Public Key Infrastructure：公開鍵基盤）、ディジタル証明書（公開鍵証明書）、ルート証明書、サーバ証明書、クライアント証明書、CRL（ Certificate Revocation List：証明書失効リスト）、OCSP、CA（ Certification Authority：認証局）、GPKI（ Government Public Key Infrastructure：政府認証基盤）、BCA（ Bridge Certification Authority：ブリッジ認証局）</dd>
<dt>【情報セキュリティ管理】</dt>
<dd>情報セキュリティポリシに基づく情報の管理、情報、情報資産、物理的資産、ソフトウェア資産、人的資産（人、保有する資格・技能・経験）、無形資産、サービス、リスクマネジメント（ JIS Q 31000 ）、監視、情報セキュリティ事象、情報セキュリティインシデント</dd>
<dt>【リスク分析と評価】</dt>
<dd>機密性、完全性、可用性、情報資産台帳</dd>
<dt>【リスクの種類】</dt>
<dd>財産損失、責任損失、純収益の喪失、人的損失、リスクの種類（オペレーショナルリスク、サプライチェーンリスク、外部サービス利用のリスク、SNS による情報発信のリスクほか）、ペリル、ハザード、モラルハザード、年間予想損失額、得点法、コスト要因</dd>
<dt>【情報セキュリティリスクアセスメント】</dt>
<dd>リスク基準（リスク受容基準、情報セキュリティリスクアセスメントを実施するための基準）、リスクレベル、リスクマトリックス、リスク所有者、リスク源、リスクアセスメントのプロセス（リスク特定、リスク分析、リスク評価）、定性的リスク分析手法、定量的リスク分析手法</dd>
<dt>【情報セキュリティリスク対応】</dt>
<dd>リスクコントロール、リスクヘッジ、リスクファイナンシング、リスク回避、リスク共有（リスク移転、リスク分散）、リスク保有、リスク集約、残留リスク、リスク対応計画、リスク登録簿、リスクコミュニケーション</dd>
<dt>【情報セキュリティ継続】</dt>
<dd>緊急事態の区分、緊急時対応計画（コンティンジェンシープラン）、復旧計画、災害復旧、バックアップ対策、被害状況の調査手法</dd>
<dt>【情報セキュリティ諸規程】</dt>
<dd>報管理規程、機密管理規程、文書管理規程、情報セキュリティインシデント対応規程（コンピュータウイルス感染時の対応ほか）、情報セキュリティ教育の規程、プライバシポリシ（個人情報保護方針）、職務規程、罰則の規程、対外説明の規程、例外の規程、規則更新の規程、規程の承認手続</dd>
<dt>【情報セキュリティマネジメントシステム】</dt>
<dd>ISMS 適用範囲、リーダシップ、計画、運用、パフォーマンス評価、改善、管理目的、管理策（情報セキュリティインシデント管理、情報セキュリティの教育及び訓練、法的及び契約上の要求事項の順守ほか）、ISMS 適合性評価制度、ISMS 認証、JIS Q 27001（ ISO/IEC 27001 ）、JIS Q 27002（ ISO/IEC 27002 ）、情報セキュリティガバナンス（ JIS Q 27014 ）</dd>
<dt>【情報セキュリティ組織・機関】</dt>
<dd>情報セキュリティ委員会、情報セキュリティ関連組織（ CSIRT、SOC（ Security Operation Center ））、サイバーセキュリティ戦略本部、内閣サイバーセキュリティセンター（ NISC ）、IPA セキュリティセンター、CRYPTREC 、JPCERT/CC 、コンピュータ不正アクセス届出制度、コンピュータウイルス届出制度、ソフトウェア等の脆弱性関連情報に関する届出制度、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップ、J-CSIP（サイバー情報共有イニシアティブ）、JVN（ Japan Vulnerability Notes ）、ホワイトハッカー</dd>
<dt>【セキュリティ評価基準】</dt>
<dd>評価方法、セキュリティ機能要件、セキュリティ保証要件、保証レベル、JISEC（ IT セキュリティ評価及び認証制度）、JCMVP（暗号モジュール試験及び認証制度）、PCIDSS、CVSS（ Common Vulnerability Scoring System：共通脆弱性評価システム）、脆弱性検査、IT 製品の調達におけるセキュリティ要件リスト、ペネトレーションテスト、耐タンパ性</dd>
<dt>【人的セキュリティ対策】</dt>
<dd>組織における内部不正防止ガイドライン、情報セキュリティ啓発（教育、訓練、資料配付、メディア活用）、パスワード管理、利用者アクセスの管理（アカウント管理、特権的アクセス権の管理、need-to-know（最小権限）ほか）、ログ管理、監視</dd>
<dt>【技術的セキュリティ対策】</dt>
<dd>クラッキング対策、不正アクセス対策、情報漏えい対策、マルウェア・不正プログラム対策（ウイルス対策ソフトの導入、ウイルス定義ファイルの更新ほか）、コンピュータウイルス検出手法（ビヘイビア法ほか）、出口対策、入口対策、多層防御、暗号処理、秘匿化、アクセス制御、脆弱性管理（OS アップデート、脆弱性修正プログラム（セキュリティパッチ）の適用ほか）、ネットワーク監視、ネットワークアクセス権の設定、侵入検知、侵入防止、DMZ（非武装地帯）、検疫ネットワーク、電子メール・Web のセキュリティ（スパム対策、SPF 、URL フィルタリング、コンテンツフィルタリング）、携帯端末（携帯電話、スマートフォン、タブレット端末ほか）のセキュリティ、無線 LAN セキュリティ、クラウドコンピューティングのセキュリティ、クラウドサービスのセキュリティ、電子透かし、ディジタルフォレンジックス（証拠保全ほか）</dd>
<dt>【セキュリティ製品・サービス】</dt>
<dd>ウイルス対策ソフト、SIEM（ Security Information and Event Management ）、ファイアウォール、WAF（ Web Application Firewall）、IDS（ Intrusion Detection System：侵入検知システム）、IPS（ Intrusion Prevention System：侵入防止システム）、UTM（ Unified Threat Management：統合脅威管理）、SSL/TLS アクセラレータ、MDM（ Mobile Device Management ）</dd>
<dt>【物理的セキュリティ対策】</dt>
<dd>RASIS（ Reliability 、Availability 、Serviceability 、Integrity 、Security ）、RAS 技術、耐震耐火設備、UPS 、二重化技術、ミラーリング、監視カメラ、セキュリティゲート、施錠管理、入退室管理、クリアデスク・クリアスクリーン、遠隔バックアップ、USB キー、セキュリティワイヤ</dd>
<dt>【セキュアプロトコル】</dt>
<dd>IPSec 、SSL/TLS 、SSH 、HTTPS（ HTTP over TLS ）、WPA2</dd>
<dt>【認証プロトコル】</dt>
<dd>SPF 、DKIM 、SMTP-AUTH 、OAuth 、DNSSEC 、EAP 、EAP-TLS 、PEAP 、RADIUS</dd>
<dt>【ネットワークセキュリティ】</dt>
<dd>パケットフィルタリング、MAC アドレス（ Media Access Control address ）フィルタリング、認証サーバ、NAT（ Network Address Translation：ネットワークアドレス変換）、IP マスカレード、VLAN 、VPN（ Virtual Private Network：仮想私設網）、セキュリティ監視、OP25B 、ハニーポット、リバースプロキシ</dd>
<dt>【データベースセキュリティ】</dt>
<dd>データベース暗号化、データベースアクセス制御、データベースバックアップ、ログの取得</dd>
<dt>【アプリケーションセキュリティ】</dt>
<dd>Web システムのセキュリティ対策、セキュアプログラミング、脆弱性低減技術（ソースコード静的検査、プログラムの動的検査、ファジングほか）、パスワードクラック対策（ソルトほか）、バッファオーバフロー対策、クロスサイトスクリプティング対策、SQL インジェクション対策（エスケープ処理ほか）</dd>
</dl>
</details>
</div>
<div class="divider mag_h30"></div>
<p>膨大な数の用語を見てショックを受けてしまったかもしれませんが、<span class="bold">それほど心配する必要はありません。</span></p>
<p>なぜなら、よく出る用語は限られているからです。</p>
<p>それを知るには、午前問題を数多く練習することをお勧めします。午前問題で出題される用語は、午後問題でも出題されることが多いからです。</p>
<p><span class="bold">つまり、午前問題を解いてよく出る用語を覚えることが、午後問題を解くための前提条件になるのです。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>たとえば、この問題を解くには、以下の用語の意味を知っていれば OK です。どれも、午前問題でよく出題されるものです。</p>
<h3>この問題に必要な午前問題で出題される知識</h3>
<div class="card-panel mag_h10">
<dl>
<dt class="bold pink-text text-accent-3">SQL インジェクション攻撃</dt>
<dd>Web アプリの入力欄に SQL の命令を注入（ injection ＝ 注入）し、それを DB サーバで実行させて、不正な操作を行うこと。</dd>
<dt class="bold pink-text text-accent-3">DNS（ Domain Name System ）</dt>
<dd>URL と IP アドレスを対応付けるプロトコル、およびそれを実現するサーバのこと。</dd>
<dt class="bold pink-text text-accent-3">エスケープ処理</dt>
<dd>プログラムで文字列を処理するときに、SQL や特定のプログラミング言語の命令と解釈される文字や記号を、別の文字や記号に置き換えて、それらの機能を無効にすること。</dd>
<dt class="bold pink-text text-accent-3">アクセスログ</dt>
<dd>サーバーを利用（アクセス）した記録（ログ）のこと。</dd>
<dt class="bold pink-text text-accent-3">DMZ（ De Militarized Zone ＝ 非武装地帯）</dt>
<dd>社内ネットワークの中で、Web サーバやメールサーバなど、社外に公開するサーバを設置する場所のこと。</dd>
<dt class="bold pink-text text-accent-3">WAF（ Web Application Firewall ）</dt>
<dd>Web アプリケーションの脆弱性を突いた攻撃を遮断するために、Web サーバの前段階に配置する防御システムのこと。</dd>
</dl>
</div>
<h2>冒頭の長い事例は斜め読みして、できるだけ早く設問にたどり着く</h2>
<p>次に、短時間に午後問題を解く方法です。</p>
<p>午後問題は、様々な用語を散りばめた事例（架空の事例）であり、内容がとても長くなっています。この問題も「情報セキュリティ事故と対策」というタイトルが付けられた事例です。</p>
<p>冒頭部は、「自動車の販売代理店である A 社は ･･･」という書き出しで始まっています。事例だからです。ここから、<span class="u">長々とした事例の説明がありますが、それに惑わされてはいけません。</span>どんどん時間が経過してしまうからです。</p>
<p><span class="bold">「時間が足りない」という受験者の多くは、事例の説明を丁寧に読み過ぎています。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>以下に、この問題の冒頭部を示しますので、ざっと目を通してください。</p>
<div class="divider mag_h30"></div>
<p><span class="u">ここから先は、問 1 を開いて、ざっと目を通してください</span></p>
<div class="card-panel grey lighten-5 hoverable">
<details>
<summary>問 1</p>
<p>情報セキュリティ事故と対策に関する次の記述を読んで，設問 1 ~ 3 に答えよ。</summary>
<p>自動車の販売代理店である A 社は，Web サイトで自動車のカタログ請求を受け付けている。Web サイトは，Web アプリケーションソフト(以下， Web アプリという) が稼働する Web サーバと，データベースが稼働するデータベースサーバ(以下，DB サーバという)で構成されている。Web サーバは A 社の DMZ に設置され，DB サー バは A 社の社内 LAN に接続されている。Web サイトの管理は B 氏が， A 社の社内 LAN に接続されている保守用 PC からアクセスして行っている。カタログ請求者は， Web ブラウザからインターネット経由で HTTP over TLS によって Web サイトにアクセスする。</p>
<dl>
<dt>〔カタログ請求者の情報の登録〕</dt>
<dd>　A 社では，次の目的で，カタログ請求者の情報を保持し，利用することの同意を，カタログ請求者から得ている。</p>
<ul>
<li>情報提供や購入支援を行う。</li>
<li>カタログ請求者が別のカタログを請求したいときなどに，登録した電子メールアドレスとパスワードを使用してログインできるようにする。</li>
</ul>
</dd>
</dl>
<p>　同意が得られたときは，氏名，住所，電話番号，電子メールアドレス，パスワード，購入予定時期，購入予算，希望車種などの情報を， Web アプリに入力してもらい，データベースに登録している。パスワードはハッシュ化して，それ以外の情報は平文で，データベースに格納している。 A 社では，カタログ請求者から要求があったときにだけ，データベースからそのカタログ請求者の情報を消去する運用としている。</p>
<dl>
<dt class="mag_h10">〔カタログ請求者への対応〕</dt>
<dd>A社では，カタログ請求者へのカタログ送付後の購入支援を，データベースに登録されている情報を基に，電子メールと電話で行っている。</dd>
<dt class="mag_h10">〔情報セキュリティ事故の発生〕</dt>
<dd>ある日， A 社の社員から， &#8220;A 社のカタログ請求者一覧と称する情報が，インターネットの掲示板に公開されている&#8221; と B 氏に連絡があった。公開されている情報を B 氏が確認したところ，データベースに登録されている情報の一部であったので，自社のデータベースから情報が流出したと判断して上司に報告した。B 氏は上司からの指示を受けて， Web サイトのサービスを停止し，情報が流出した原因と流出した情報の範囲を特定することにした。</dd>
<dt class="mag_h10">〔情報セキュリティ事故の原因と流出した情報の範囲〕</dt>
<dd>B 氏の調査の結果，Web アプリに SQL インジェクションの脆弱性があることが分かった。そのことから B 氏は，攻撃者が <i class="material-icons red-text">looks_one</i> <span class="u">インターネット経由で SQL インジェクション攻撃を行い</span>，データベースに登録されているカタログ請求者の情報を不正に取得したと推測した。 Web サーバとデータベースではアクセスログを取得しない設定にしていたこともあり，流出した情報の範囲は特定できなかった。そこで，データベースに登録されている全ての情報が流出したことを前提に， A 社では，データベースに登録されている全てのカタログ請求者に情報の流出について連絡するとともに，対策を講じることにした。</dd>
<dt class="mag_h10">〔情報セキュリティ事故を踏まえたシステム面での対策〕</dt>
<dd>B 氏は、今回の情報セキュリティ事故を踏まえたシステム面での対策案を，表 1 のようにまとめた。</dd>
</dl>
<table class="striped mag_h20" style="width: 90%; margin: auto">
<caption class="mag_h10 blue-grey-text">表 1 情報セキュリティ事故を踏まえたシステム面での対策案</caption>
<thead>
<tr>
<th>目的</th>
<th>対策</th>
</tr>
</thead>
<tbody>
<tr>
<td>SQL インジェクション攻撃からの防御</td>
<td>
<ul>
<li>SQL 文の組立てはプレースホルダで実装する。</li>
<li><span class="blank">a</span></li>
</td>
</tr>
<tr>
<td>情報流出リスクの低減</td>
<td>
<ul>
<li><span class="blank">b</span></li>
</td>
</tr>
<tr>
<td>情報流出の原因と流出した情報の範囲の特定</td>
<td>
<ul>
<li><span class="blank">c</span></li>
</td>
</tr>
</tbody>
</table>
</details>
</div>
<div class="divider mag_h30"></div>
<p>長々とした事例の説明を見て、頭の中が混乱してしまった人は、冷静になってください。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>これは、「事例に意見を述べよ」という問題ではありません。<span class="bold">「設問に答えよ」という問題です。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ですから、冒頭の事例の説明は斜め読みして、できるだけ早く設問にたどり着くようにしてください。それが、短時間に午後問題を解く方法です。</p>
<p>いきなり設問から始めたら午後問題にならないので、冒頭に事例の説明があるのです。</p>
<p>そのため、<span class="bold">問題によっては、事例の説明をほとんど読まなくても、設問が解ける場合があります。</span>この問題は、その好例でしょう。</p>
<p>こう言っては、出題者に甚だ失礼ですが、事例の説明はオマケのようなものです。</p>
<h2>すべて選択問題なのだから、消去法で答えを絞り込む</h2>
<p>こうして、設問にたどり着いたら、どうするか？</p>
<p>基本情報技術者試験は、すべて選択問題なので、<span class="bold">消去法で解いてください。</span>正解を選ぶのではなく、誤りと思われる選択肢を消すのです。</p>
<p>消去法には、うっかり間違いを防止する効果もあります。すべての選択肢に○、△、×、？を付けて評価すれば、後で見直しをしなくて済むという効果もあり、短時間に午後問題を解く方法の一助となります。</p>
<p>自分の知識を総動員して、誤りかどうかを判断してください。</p>
<p>もしも、自分の知らないことが書かれていたら、常識的に考えて、誤りかどうかを判断してください。</p>
<p>基本情報技術者試験には、<span class="bold">滅多にヒッカケ問題が出題されない</span>ので、裏をかかずに、素直な判断をしてください。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>それでは、設問を解いてみましょう。</p>
<h3>【設問 1 】</h3>
<div class="card-panel mag_h20">
設問 1 本文中の下線 ① について, この攻撃の説明として適切な答えを, 解答群の中から選べ。</p>
<blockquote>
<dl>
<dt class="mag_h10">〔情報セキュリティ事故の原因と流出した情報の範囲〕</dt>
<dd>B 氏の調査の結果，Web アプリに SQL インジェクションの脆弱性があることが分かった。そのことから B 氏は，攻撃者が <i class="material-icons red-text">looks_one</i> <span class="u">インターネット経由で SQL インジェクション攻撃を行い</span>，データベースに登録されているカタログ請求者の情報を不正に取得したと推測した。
</dl>
</blockquote>
<p>解答群</p>
<dl class="inline">
<dt>ア</dt>
<dd>攻撃者が，DNS に登録されているドメインの情報をインターネット経由で外部から改ざんすることによって、カタログ請求者を攻撃者の Web サイトに誘導し, カタログ請求者の Web ブラウザで不正スクリプトを実行させる。</dd>
<dt>イ</dt>
<dd>攻撃者が, インターネット経由で DB サーバに不正ログインする。 </dd>
<dt>ウ</dt>
<dd>攻撃者が, インターネット経由で Web アプリに, データベース操作の命令文を入力することによって、データベースを不正に操作する。 </dd>
<dt>エ</dt>
<dd>攻撃者が, インターネット経由で送信されている情報を盗聴する。</dd>
</dl>
</div>
<p>設問 1 は、本文中の下線 ① にある「 SQL インジェクション攻撃」とは何か、という問題です。</p>
<dl class="inline mag_h30">
<dt>ア</dt>
<dd>「DNS（ Domain Name System ）の改ざん」は、SQL インジェクション攻撃とは無関係なので × です</dd>
<dt>イ</dt>
<dd>「DB サーバに不正ログイン」は、少し SQL に関係する感じがするので △ にしておきましょう</dd>
<dt>ウ</dt>
<dd>「データベース操作の命令文を入力して不正に操作」は、正に SQL インジェクション攻撃であり ○ です</dd>
<dt>エ</dt>
<dd>「盗聴」は、SQL インジェクション攻撃とは無関係なので × です</dd>
</dl>
<p>このような消去法を行って、ウを選びます。実際の正解もウです。</p>
<h3>【設問 2 】</h3>
<div class="card-panel mag_h20">
設問 2</p>
<p>表 1 <span class="bold blank"></span> 中のに入れる対策として最も適切な答えを, 解答群の中から選べ。</p>
<table class="striped mag_h20" style="width: 90%; margin: auto">
<caption class="mag_h10 blue-grey-text">表 1 情報セキュリティ事故を踏まえたシステム面での対策案</caption>
<thead>
<tr>
<th>目的</th>
<th>対策</th>
</tr>
</thead>
<tbody>
<tr>
<td>SQL インジェクション攻撃からの防御</td>
<td>
<ul>
<li>SQL 文の組立てはプレースホルダで実装する。</li>
<li><span class="blank">a</span></li>
</td>
</tr>
<tr>
<td>情報流出リスクの低減</td>
<td>
<ul>
<li><span class="blank">b</span></li>
</td>
</tr>
<tr>
<td>情報流出の原因と流出した情報の範囲の特定</td>
<td>
<ul>
<li><span class="blank">c</span></li>
</td>
</tr>
</tbody>
</table>
</div>
<p>設問 2 は、問題に示された表 1 の空欄a 、b 、c に入る適切な対策は何か、という問題です。</p>
<p>表 1 を見ると、</p>
<p>空欄 a には「 SQL インジェクション攻撃からの防御」という目的に対する対策が入り、<br />
空欄 b には「情報流出リスクの低減」という目的に対する対策が入り、そして、<br />
空欄 c には「情報流出の原因と流出した情報の範囲の特定」という目的に対する対策が入る</p>
<p>ことがわかります。</p>
<p>それぞれの対策を、消去法で選択肢から選んでみましょう。</p>
<h4>【設問 2 の空欄 a 】</h4>
<div class="card-panel mag_h20">
a に関する解答群</p>
<dl class="inline">
<dt>ア</dt>
<dd>Web アプリへの入力パラメタには, Web サーバ内のファイル名を直接指定できないようにする。</dd>
<dt>イ</dt>
<dd>Web サーバのメモリを直接操作するような命令を記述できないプログラム言語を用いて, Web アプリを作り直す。 </dd>
<dt>ウ</dt>
<dd>Web ページに出力する要素に対して, エスケープ処理を施す。 </dd>
<dt>エ</dt>
<dd>データベース操作の命令文の組立てを文字列連結によって行う場合は、連結する文字列にエスケープ処理を施す。</dd>
</dl>
</div>
<dl class="inline mag_h30">
<dt>ア</dt>
<dd>「ファイル名の直接指定」は、SQL インジェクション攻撃とは無関係なので × です</dd>
<dt>イ</dt>
<dd>「メモリの直接操作」も、SQL インジェクション攻撃とは無関係なので × です</dd>
<dt>ウ</dt>
<dd>「エスケープ処理」は、SQL インジェクション攻撃の対策の 1 つですが、「 Web ページに出力する要素に対して」という部分が不適切に感じられるので △ にしておきましょう</dd>
<dt>エ</dt>
<dd>「データベース操作の命令文で連結する文字列にエスケープ処理を施す」は、ウよりも SQL インジェクション攻撃の対策として適切です</dd>
</dl>
<p>このような消去法を行って、エを選びます。実際の正解もエです。</p>
<h4>【設問 2 の空欄 b 】</h4>
<div class="card-panel mag_h20">
b に関する解答群</p>
<dl class="inline">
<dt>ア</dt>
<dd>カタログ請求者の情報の適切な保管期間を定め, カタログ請求者の同意を得た上で, 保管期間を過ぎた時点でデータベースから消去する。 </dd>
<dt>イ</dt>
<dd>カタログ請求者の情報を, カタログ送付後に直ちに, データベースから消去する。 </dd>
<dt>ウ</dt>
<dd>カタログ請求者へ送付する電子メールにディジタル署名を付ける。 </dd>
<dt>エ</dt>
<dd>データベースに登録されている情報を定期的にバックアップする。</dd>
</dl>
</div>
<dl class="inline mag_h30">
<dt>ア</dt>
<dd>「保存期間を過ぎた時点でデータベースから消去」は、情報流出リスクの低減になるので ○ です</dd>
<dt>イ</dt>
<dd>「カタログ送付後に直ちにデータベースから消去」は、情報流出リスクの低減になりますが、利用者へのサービスが著しく低下してしまい、アより不適切な感じがするので △ にしておきましょう</dd>
<dt>ウ</dt>
<dd>「電子メールにディジタル署名を付ける」は、情報流出リスクの低減と無関係なので × です</dd>
<dt>エ</dt>
<dd>「情報を定期的にバックアップ」も、情報流出リスクの低減と無関係なので × です</dd>
</dl>
<p>このような消去法を行って、アを選びます。実際の正解もアです。</p>
<h4>【設問 2 の空欄 c 】</h4>
<div class="card-panel mag_h20">
c に関する解答群</p>
<dl class="inline">
<dt>ア</dt>
<dd>Webサイトの管理に使用する保守用 PC は, 必要なときだけ起動する。</dd>
<dt>イ</dt>
<dd>Web サーバと DB サーバにインストールするミドルウェアは、必要最低限にする。</dd>
<dt>ウ</dt>
<dd>Webサーバと DB サーバのハードディスクのデフラグメンテーションを, 定期的に行う。</dd>
<dt>エ</dt>
<dd>データベースへのアクセスログを取得する。</dd>
</div>
<dl class="inline mag_h30">
<dt>ア</dt>
<dd>「保守用 PC を必要なときだけ起動」は、情報流出の原因と範囲の特定に無関係なので × です</dd>
<dt>イ</dt>
<dd>「インストールするミドルウェアを必要最低限にする」も、情報流出の原因と範囲の特定に無関係なので × です</dd>
<dt>ウ</dt>
<dd>「デフラグメンテーション」は、この用語の意味（断片化を解消するという意味です）がわからなかったら ？ にしておきましょう</dd>
<dt>エ</dt>
<dd>「アクセスログ」は、情報流出の原因と範囲の特定に利用できる情報なので ○ です</dd>
</dl>
<p>このような消去法を行って、エを選びます。実際の正解もエです。</p>
<h3>【設問 3 】</h3>
<div class="card-panel mag_h20">
設問 3</p>
<p>B 氏は上司から，表 1 にまとめた対策案だけで十分なのか検討せよとの指示を受けた。そこで，社外のセキュリティコンサルタント会社に相談したところ， &#8221; Web アプリに脆弱性がないか調査をした方がよい&#8221; と助言され， Web アプリの一部について脆弱性の調査を依頼した。その結果，クロスサイトスクリプ ティングの脆弱性が存在することが判明した。また， &#8221; Web アプリの他の部分 にも脆弱性があることが疑われるので，Web アプリ全体の調査を行うとともに，新たな対策を講じた方がよい&#8221; と助言された。新たな対策として適切な答えを，解答群の中から選べ。
</p></div>
<p>いよいよ、最後の設問 3 です。やや長い説明文が追加されていますが、早い話が「 Web アプリの脆弱性の対策となるものは何か？」という問題です。</p>
<div class="card-panel mag_h20">
解答群</p>
<dl class="inline">
<dt>ア</dt>
<dd>DB サーバを，Web サーバと同じく，DMZ に設置する。 </dd>
<dt>イ</dt>
<dd>不正な通信を遮断するために，WAF ( Web Application Firewall ) を導入する。 </dd>
<dt>ウ</dt>
<dd>Web サーバを増設して冗長化した構成にする。 </dd>
<dt>エ</dt>
<dd>保守用 PC のログインパスワードには英数字及び記号を使用し，推測が難しい複雑なものを設定する。</dd>
</dl>
</div>
<dl class="inline mag_h30">
<dt>ア</dt>
<dd>「 DB サーバを DMZ に設置する」は、危険が増すことになるので × です</dd>
<dt>イ</dt>
<dd>「 WAF を導入する」は、正に Web アプリの脆弱性の対策となるものなので ○ です</dd>
<dt>ウ</dt>
<dd>「 Web サーバの増設」は、Web アプリの脆弱性の対策とは無関係なので × です</dd>
<dt>エ</dt>
<dd>「ログインパスワードを複雑なものにする」は、Web アプリの脆弱性の対策とは直接関係しないので × です</dd>
</dl>
<p>このような消去法を行って、イを選びます。実際の正解もイです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="divider mag_h50"></div>
<p>最後に、午後問題の効果的な学習方法をアドバイスさせていただきます。それは、<span class="bold">自分流の解説ノートを作ること</span>です。</p>
<p>もしも、自分が誰かに選択肢の選び方を説明するとしたら、どのようにするかを考えて、それをノートに書くのです。</p>
<p>「問題文と対応させれば選べる」<br />
「消去法で絞り込めばこれが残る」<br />
「常識的な判断をすればこっちだ」</p>
<p>といったことを書いてください。</p>
<p>この方法で学習すれば、徐々に午後問題を解くコツがつかめるはずです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>それでは、またお会いしましょう！</p>
<p>&nbsp;</p><p>The post <a href="https://www.seplus.jp/dokushuzemi/ec/fe/fenavi/gogo_arukikata/analytics_question_pm_2018autumn/">こうすりゃ解ける！ 2018年度秋期 (平成30年) 基本情報技術者試験の午後問題を徹底解説</a> first appeared on <a href="https://www.seplus.jp/dokushuzemi/ec/fe/fenavi">基本情報技術者試験 受験ナビ｜科目A・科目B対策から過去問解説まで 250本以上の記事を掲載</a>.</p>]]></content:encoded>
			</item>
		<item>
		<title>午後問題の歩き方 &#124; 午後問題の読み方～マネジメント系</title>
		<link>https://www.seplus.jp/dokushuzemi/ec/fe/fenavi/gogo_arukikata/guide_management_of_questions_at_pm/</link>
		<pubDate>Thu, 05 Jul 2018 05:58:11 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[矢沢 久雄]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[プロジェクトマネジメント]]></category>
		<category><![CDATA[マネジメント]]></category>
		<category><![CDATA[消去法のやり方]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.seplus.jp/dokushuzemi/fe/fenavi/?post_type=gogo_arukikata&#038;p=290</guid>
		<description><![CDATA[<p>午後問題の問 5 は、令和 2 年度からストラテジ・マネジメント系の問題です。ここでは、このうちマネジメント系（プロジェクトマネジメント / サービスマネジメント）の問題を扱います。 ほとんどの過去問題が、 説明文の内容 [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://www.seplus.jp/dokushuzemi/ec/fe/fenavi/gogo_arukikata/guide_management_of_questions_at_pm/">午後問題の歩き方 | 午後問題の読み方～マネジメント系</a> first appeared on <a href="https://www.seplus.jp/dokushuzemi/ec/fe/fenavi">基本情報技術者試験 受験ナビ｜科目A・科目B対策から過去問解説まで 250本以上の記事を掲載</a>.</p>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>午後問題の問 5 は、令和 2 年度からストラテジ・マネジメント系の問題です。ここでは、このうちマネジメント系（プロジェクトマネジメント / サービスマネジメント）の問題を扱います。</p>
<p>ほとんどの過去問題が、</p>
<ul class="background c-round">
<li>説明文の内容を適切に読み取る設問</li>
<li>説明に示された通りに計算をする設問</li>
</ul>
<p>から構成されています。</p>
<p>特殊な知識を要求されることは、ほとんどありません。</p>
<p>ただし、<span class="bold">問 2 ～問 4 のテクノロジ系の選択問題と比べて、時間がかかる内容になっている場合がある</span> ので、選択するかどうかは、試験当日によく考えてください。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ここでは、例として、<a href="https://www.jitec.ipa.go.jp/1_04hanni_sukiru/mondai_kaitou_2009h21_1/2009h21h_fe_pm_qs.pdf#page=21" rel="noopener" target="_blank">平成 21 年度春期 午後 問 6「スケジュール管理」</a>を紹介します。</p>
<p>この問題は、あまり時間がかかりません。</p>
<style>dl.inline dd{margin-left:2em}table{font-size:.85em;}</style>
<h2>前半部は、国語の長文読解問題のようなもの</h2>
<p>問題は、マネジメントに関する事例（架空の事例）の説明から始まります。</p>
<p>ポイントと思われる部分に下線を付けながら読んでください。慣れていないと、ほとんどの部分に下線を付けてしまうかもしれませんが、それは仕方がないことです。</p>
<p>それなら、ここは説明の区切りだとわかった部分に、大きく区切りの線を引いてください。そうすれば、後で見直すときに、わかりやすいからです。</p>
<div class="card-panel mag_h30">
<p>問 6　スケジュール管理に関する次の記述を読んで，設問 1 ~ 3 に答えよ。</p>
<p>　A 社は，2 年前に基幹業務システムを B 社に委託して再構築し，業務効率の向上に成功した。経営改革を更に進めるため，蓄積された経営データを活用した経営管理システムを開発することになり，情報システム部内で第Ⅰ期プロジェクトを立ち上げた。</p>
<p>[第Ⅰ期プロジェクトの概要]</p>
<p>　経営管理システムは，経営データ分析サブシステム M1 と経営幹部向けナビゲーションサブシステム M2 とで構成される。M1 はデータ集計用プログラムと分析プログラムとから成る。M2 は，M1 による分析結果を経営幹部向けに編集し，イントラネットを通してブラウザで閲覧できるようにする。これらのサブシステムの要件定義は， A 社の情報システム部が行い，設計からテストまでの開発作業は，経営管理システム の開発経験も豊富である B 社に委託した。B 社は，A 社からシステムの概略機能について説明を受けた後に概算見積りを行い，開発期間を 3 か月として請負契約を結んだ。 </p>
<p>　なお，開発はすべて B 社内で行うことにした。</p>
<p>[システム開発の遂行状況]</p>
<p>　情報システム部による要件定義は予定どおりの日程で完了し，要件定義書が B 社に渡された。B 社は，自社内での開発作業を開始し，開発期間中は両社合同のプロジェクト進捗会議を毎週 1 回行った。</p>
<p>　開発開始から 2 か月が経過した時点の進捗会議で，B 社から &#8221; M1 の開発作業に遅れが出ているが，開発メンバを増やして納期に間に合わせる&#8221; という報告があった。しかし，2 週間後に B 社から &#8220;開発作業の遅れを取り戻せないので，納期をとりあえず 2 週間延ばしてほしい&#8221; との申出があり，A 社は仕方なく了承した。その後もスケジュールの遅れは続き，当初の予定から 1 か月遅れて開発が完了した。B 社からは， &#8221; M1 が予想以上に複雑であり，更に M2 の操作性を自社判断で一層高めたことによって，開発規模が当初見積りの 1.5 倍になってしまったことが遅延理由である&#8221; との報告があった。</p>
<p>　A 社側での受入検査の結果は，品質を含めて良好で，特に，M2 は要件定義時の仕様よりも使い勝手がとても良く，経営幹部の評価も高かった。
</p></div>
<p>以下に、ポイントになると思われる部分を書き出してみました。</p>
<ul class="background c-round">
<li class="mag_h10">A 社（ユーザ企業）が B 社（開発会社）に開発を委託している。</li>
<li class="mag_h10">2 年前の基幹業務システムは成功している。</li>
<li class="mag_h10">今回の経営管理システムは、以下の 2 つである。
<ul>
<li class="mag_h10">M1:　経営データ分析サブシステム</li>
<li class="mag_h10">M2:　経営幹部向けナビゲーションサブシステム</li>
</ul>
</li>
</ul>
<p>それでは、設問 1 を見てみましょう。</p>
<p>説明文の内容を適切に読み取れたなら、選択肢の中から正解を選べるでしょう。もしも、選べないなら、 <i class="material-icons blue-text">panorama_fish_eye</i> と <i class="material-icons red-text">clear</i> を付けて消去法でやってください。</p>
<p><span class="bold">「選べなかったら消去法」</span></p>
<p>これは、基本情報技術者試験の全ての問題に共通する解法テクニックです。なぜなら、基本情報技術者試験の問題は、すべて選択問題だからです。</p>
<div class="card-panel mag_h50">
設問 1</p>
<p>　B 社は，今回のシステム開発での遅延理由を二つ挙げている。契約時の見積値とは違ってしまった原因の説明として，表 1 中の <span class="blank"></span> に入れる最も適切な答えを，解答群の中から選べ。</p>
<div class="center mag_tp40">表1　B 社の回答と原因の説明</div>
<table class="bordered mag_h30 responsive-width">
<thead>
<tr>
<th width="60%">[システム開発の遂行状況] 中の B 社の回答</th>
<th width="40%">原因の説明</th>
</tr>
</thead>
<tbody>
<tr>
<td>1　M1 が予想以上に複雑であったこと</td>
<td><span class="blank">a</span></td>
</tr>
<tr>
<td>2　M2 の操作性を一層高めたこと</td>
<td><span class="blank">b</span></td>
</tr>
</tbody>
</table>
<p>解答群</p>
<dl class="inline">
<dt>ア</dt>
<dd>開発担当者の技術力が計画時の予測よりも低かったので，実際の開発期間が契約時の見積値を超えてしまった。</dd>
<dt>イ</dt>
<dd>設計作業の途中に，A 社との調整を行わないで勝手に機能を広げてしまったので，開発規模が増大し，実際の開発期間が契約時の見積値を超えてしまった。</dd>
<dt>ウ</dt>
<dd>要件定義書を受け取った時点で契約時の概算見積りを見直さなかったので，契約時の概算見積りによる計画のまま開発が進められて，実際の開発期間が契約時の見積値を超えてしまった。</dd>
<dt>エ</dt>
<dd>要件定義をすべて A 社側で行った上に，開発作業をすべてB社内で行ったので，A 社の業務の理解に計画よりも多くの時間を要した。また，仕様の解釈に誤解が生じて設計作業の手戻りも発生し，実際の開発期間が契約時の見積値を超えてしまった。</dd>
</dl>
</div>
<p>選択肢ア～選択肢エは、以下のように、説明文から得られる理由から、 <i class="material-icons blue-text">panorama_fish_eye</i> と <i class="material-icons red-text">clear</i> を付けられます。</p>
<p>正解は、空欄 a が選択肢ウで、空欄 b が選択肢イです。これは、例ですので、自分の判断で <i class="material-icons blue-text">panorama_fish_eye</i> と <i class="material-icons red-text">clear</i> を付けてください。</p>
<dl class="inline mag_h30">
<dt>ア</dt>
<dd>開発担当者（ B 社）は、「開発経験も豊富」とあるので、技術力は低くない。<span class="bold"> <i class="material-icons red-text">clear</i> </span></dd>
<dt>イ</dt>
<dd>「 M2 の操作性を自社判断で一層高めた」とあるので、空欄 b である。<span class="bold"> <i class="material-icons blue-text">panorama_fish_eye</i> </span></dd>
<dt>ウ</dt>
<dd>「概略説明→概算見積り→開発期間 3 か月で契約」とあるので、空欄 a である。<span class="bold"> <i class="material-icons blue-text">panorama_fish_eye</i> </span></dd>
<dt>エ</dt>
<dd>B 社は、A 社の基幹業務システムで成功実績があるので、A 社の業務理解に時間はかからない。仕様の解釈に誤解が生じるような記述はない。<span class="bold"> <i class="material-icons red-text">clear</i> </span></dd>
</dl>
<div class="grey lighten-5 pad_20 c-round">
<i class="material-icons light-blue-text">search</i><span class="grey-text mag_w10">タグで関連記事をチェック</span><a class="tag" href="../../tag/消去法のやり方">消去法のやり方</a>
</div>
<h2>説明文になくても、言葉の意味から正誤を判断できる場合がある</h2>
<p>続いて、設問 2 です。今度は、説明文を読みながら、そこにある穴埋めをする問題になっていますが、説明文から得られる理由から選択肢の正誤を判断するという解法は、設問 1 と同様です。</p>
<div class="card-panel mag_h30">
設問 2</p>
<p>　両社合同によるプロジェクト進捗会議を毎週実施したにもかかわらず，今回のような開発の遅れが生じたことを互いに反省し，進捗会議でのリスク管理について対策会議を行った。この結果，次のような改善策の実施を決めた。<span class="bold border"></span> に入れる最も適切な答えを，解答群の中から選べ。</p>
<p>　これまでの進捗会議では，主にサブシステム単位での作業状況を，B 社から報告していた。開発上で何らかの問題が発生した場合又はそのおそれがある場合には，問題点の内容，プロジェクトへの影響度及び対策案について両社で相談してきた。</p>
<p>　今後は，より定量的なデータによって開発状況の実態を把握し，プロジェクトに悪影響を与えることがないよう未然に防止する。もし発生した場合でも，その影響を最小限に抑えられるようにする。</p>
<p>　定量的なデータとしては，各開発工程での作業成果物の生産データ(プログラム規模など)，品質データ(レビュー結果，テスト結果など)及び進捗データ(プログラムの完成度，プロジェクト進捗度，計画と実績の差異分析)を使用する。これらのデータを分析することによって，例えば，今回の開発での <span class="bold border">c</span> といった現象を回避する。</p>
<p>　また，開発途中での仕様，スケジュール，開発体制に関する変更管理(変更提案，変更に対する審識・承認など)を進捗会議の場で行う。これによって，例えば，今回の開発での <span class="bold border">d</span> といった現象を回避する。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>解答群</p>
<dl class="inline">
<dt>ア</dt>
<dd>開発メンバを増強する</dd>
<dt>イ</dt>
<dd>概算見積りを行った時点よりも要求機能が複雑であった M1 の納期遅延</dd>
<dt>ウ</dt>
<dd>操作性を一層高めたことによる M2 の納期遅延</dd>
<dt>エ</dt>
<dd>納期を 2 週間延ばした後の更なる遅れの発生</dd>
</dl>
</div>
<p>正誤を判断して、選択肢に <i class="material-icons blue-text">panorama_fish_eye</i> と <i class="material-icons red-text">clear</i> を付けた例を以下に示します。</p>
<p>ここでは、説明文から得られる理由だけでなく、<span class="bold">言葉の意味から正誤を判断していることにも注目</span>してください。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>空欄 c と 空欄 d は、「・・・といった現象を回避する。」という文書になっています。</p>
<p>したがって、空欄 c と空欄 d には、現象とは呼べないものは入りません。このことから、現象ではない選択肢アは、どちらの空欄にも不適切で <i class="material-icons red-text">clear</i> だとわかります。</p>
<p>正解は、空欄 c が 選択肢エ で、空欄 d が 選択肢ウ です。</p>
<dl class="inline mag_h30">
<dt>ア</dt>
<dd>「開発メンバを増強する」は、現象（問題）ではなく、対策である。<span class="bold"> <i class="material-icons red-text">clear</i> </span></dd>
<dt>イ</dt>
<dd>空欄 c の 定量データ、空欄 d の 変更管理 は、「 M1 が予想以上に複雑」に効果はない。<span class="bold"> <i class="material-icons red-text">clear</i> </span></dd>
<dt>ウ</dt>
<dd>操作性を勝手に高めないように変更管理をするので、空欄 d である。<span class="bold"> <i class="material-icons blue-text">panorama_fish_eye</i> </span></dd>
<dt>エ</dt>
<dd>2 週間という数字を示しておきながら、どんどん日数が増えてしまったのだから、定量化すれば対策できる。これは、空欄 c である。<span class="bold"> <i class="material-icons blue-text">panorama_fish_eye</i> </span></dd>
</dl>
<h2>後半部は、中学生レベルの算数の計算問題のようなもの</h2>
<p>マネジメント系の問題も、今後の記事で紹介する<a href="../guide_strategy_of_questions_at_pm/">ストラテジ系の問題</a>も、<span class="bold">国語の長文読解だけで終わることは、滅多にありません。</span></p>
<p>ITエンジニアである以上、マネジメント（管理）もストラテジ（戦略）も数字で示して実践するべきだからです。</p>
<p>したがって、<span class="bold">ほとんどの問題の後半部は、計算を行う設問になっています。</span></p>
<p>この問題でも同様です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>筆者が知る限り、基本情報技術者試験の問題を解くのに、あらかじめ特殊な公式を暗記しておく必要があったことは、一度もありません。</p>
<p><span class="bold">計算のやり方は、必ず問題に示されています。</span></p>
<p>ただし、計算を行うのに、基本的な算数の知識は必要とされます。</p>
<p>これは、<span class="bold">中学生レベルの知識（方程式、不等式、1次関数、平方根、統計など）</span>です。</p>
<p>高校生レベルの知識（微分、積分、三角関数など）は不要ですので、算数が苦手な人も、どうぞ安心してください。</p>
<div class="card-panel mag_h50">
[第 Ⅱ 期プロジェクトの概要]</p>
<p>　経営管理システムの完成から 1 年後，A 社の経営幹部から新たな経営データ分析機能の要求があり，情報システム部に第 Ⅱ 期プロジェクトを立ち上げた。このプロジェクトでは，経営データ分析サブシステム M3 の新規開発とナビゲーションサブシステム M2 の改造を行う。システム開発は B 社が再び請け負い，開発作業は前回の開発担当者 2 名で行う。B 社では，前回の反省から，開発でのスケジュール見積精度の向上を図るために，3 点見積法を使用したスケジュールリスク分析を行うことにした。</p>
<p>　3 点見積法とは，仕事の作業期間(ここでは日数)を，最頻値，悲観値(悲観的に最も長い期間を見積もる)，及び楽観値(楽観的に最も短い期間を見積もる)の 3 種の値を用いて推定する方法である。3 点見積法による作業期間の平均，分散，標準偏差，開発全体の標準偏差の計算式は，次のように定義されている。</p>
<p><img class="materialboxed z-depth-5 responsive-width hoverable" src="../../wp-content/uploads/2018/07/pm_q6_h21h_figure1.png" alt="" />
</div>
<p>計算式の中に平方根や 2 乗などがあるので計算が面倒ではないか？ という心配もいりません。</p>
<p>基本情報技術者試験は、電卓を持ち込めないのですから、<span class="bold">面倒な計算が出題されることはありません。</span></p>
<div class="card-panel mag_h50">
　B 社が行った 3 点見積法によるスケジュールリスク分析を表2に示す。</p>
<div class="table-container mag_h30">
<span class="hide-on-med-and-up small-text blue-grey-text"><i class="material-icons light-blue-text mag_rt05">info</i>スマートフォンでご覧の場合、表は横スクロールできます</span></p>
<table class="bordered centered responsive-width">
<caption class="grey-text mag_h10">表 2　3 点見積法によるスケジュールリスク分析</caption>
<thead>
<tr>
<th rowspan="2">作業名</th>
<th colspan="3">作業日数</th>
<th rowspan="2">平均作業日数</th>
<th rowspan="2">分散</th>
<th rowspan="2">標準偏差</th>
</tr>
<tr>
<th>悲観值</th>
<th>最頻值</th>
<th>楽観值</th>
</tr>
</thead>
<tbody>
<tr>
<td>M3 の新規開発</td>
<td>20</td>
<td>12</td>
<td>8</td>
<td>12.7</td>
<td>4</td>
<td>2</td>
</tr>
<td>M2 の改造</td>
<td>16</td>
<td>12</td>
<td>10</td>
<td>12.3</td>
<td>1</td>
<td>1</td>
<tr>
<td>開発全体</td>
<td colspan="4" class="grey"></td>
<td>5</td>
<td>2.2</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<p><span class="grey-text">注　網掛けの部分は表示していない。</span>
</div>
<p>　なお，プロジェクトの作業日数の確率分布は，正規分布(平均 μ，分散 σ<sup>2</sup> )に近似できると仮定する。作業日数が μ ± σ1 の範囲に収まる確率は 0.68 であり， μ ± σ2 の範囲に収まる確率は 0.95 である。
</div>
<p>問題を読み進めると、案の定、平方根や 2 乗を必要とする計算は、すでに計算済みになっていました。</p>
<p>それでは、最後の設問 3 です。</p>
<div class="card-panel mag_h50">
設問 3</p>
<p>3 点見積法によるスケジュール見積りに関する次の記述中の <span class="bold border"></span> に入れる正しい答えを，解答群の中から選べ。</p>
<p>M2 及び M3 の開発作業全体の平均作業日数は，<span class="bold border">e</span> 日になる。また，確率 0.95 で作業が完了する日数を，スケジュールリスクを考慮して見積もったとき，その最長作業日数は，平均作業日数に <span class="bold border">f</span> 日を加えた値である。</p>
<p>e に関する解答群<br />
ア　24　　　イ　25　　　<br class="hide-on-med-and-up">ウ　27　　　エ　29　</p>
<p>f に関する解答群<br />
ア　2　　　イ　2.2　　　<br class="hide-on-med-and-up">ウ　4　　　エ　4.4
</div>
<p>空欄 e は、M2 と M3 全体の平均作業日数なので、両者を加算して、12.7 ＋ 12.3 ＝ 25 日です。</p>
<p>したがって、選択肢イが正解です。</p>
<p>空欄 f は、</p>
<ol class="background c-round" style="padding-left: 3em !important;">
<li>開発全体の σ（標準偏差）が 2.2 日で、</li>
<li>平均 ± 2σ に 95% が入るとあるので、</li>
<li>最長作業日数は、平均 ＋ 2σ　であり、</li>
<li>平均行日数に 2σ ＝ 2 × 2.2 ＝ 4.4 日を加えた値</li>
</ol>
<p>になります。</p>
<p>したがって、選択肢エが正解です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>どうです。中学生レベルの算数の知識で解けるでしょう。</p>
<p>もしも、中学生レベルの算数の知識に自信がないなら、この機会に復習をしてください。</p>
<p>高校受験の参考書を使うことをお勧めします。中学の算数をまとめて学習でき、問題を解きながら楽しく学習できるからです。</p>
<p>コンピュータは、計算機なのですから、ITエンジニアが「算数は嫌い！」なんて言ってちゃダメですよ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="divider mag_h50"></div>
<p>基本情報技術者試験の出題分野は、テクノロジ系、マネジメント系、ストラテジ系に大きく分けられています。</p>
<p>ITエンジニアは、テクノロジ系だけを重視しがちですが、それはいけません。</p>
<p><span class="bold">ITエンジニアも、ビジネスマンなのですから、ビジネス（マネジメント系とストラテジ系）に関する知識が必要とされます。</p>
<p>基本情報技術者試験の学習を通して、ビジネスの基礎知識を習得してください。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>それでは、またお会いしましょう。</p>
<p>&nbsp;</p><p>The post <a href="https://www.seplus.jp/dokushuzemi/ec/fe/fenavi/gogo_arukikata/guide_management_of_questions_at_pm/">午後問題の歩き方 | 午後問題の読み方～マネジメント系</a> first appeared on <a href="https://www.seplus.jp/dokushuzemi/ec/fe/fenavi">基本情報技術者試験 受験ナビ｜科目A・科目B対策から過去問解説まで 250本以上の記事を掲載</a>.</p>]]></content:encoded>
			</item>
		<item>
		<title>午後問題の歩き方 &#124; 午後問題の読み方 ～ソフトウェア OS</title>
		<link>https://www.seplus.jp/dokushuzemi/ec/fe/fenavi/gogo_arukikata/guide_sw_of_questions_at_pm/</link>
		<pubDate>Thu, 21 Jun 2018 05:35:28 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[矢沢 久雄]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[FIFO LRU LFU]]></category>
		<category><![CDATA[ソフトウェア]]></category>
		<category><![CDATA[午後問題の解説]]></category>
		<category><![CDATA[消去法のやり方]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.seplus.jp/dokushuzemi/fe/fenavi/?post_type=gogo_arukikata&#038;p=233</guid>
		<description><![CDATA[<p>ソフトウェアの午後問題のテーマは、 「 OS 」 「コンパイラ」 「その他」 に大きく分類できます。 これらの中で OS に関する問題がよく出題されるので、過去問題をよく練習しておきましょう。 ここでは、例として、平成  [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://www.seplus.jp/dokushuzemi/ec/fe/fenavi/gogo_arukikata/guide_sw_of_questions_at_pm/">午後問題の歩き方 | 午後問題の読み方 ～ソフトウェア OS</a> first appeared on <a href="https://www.seplus.jp/dokushuzemi/ec/fe/fenavi">基本情報技術者試験 受験ナビ｜科目A・科目B対策から過去問解説まで 250本以上の記事を掲載</a>.</p>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>ソフトウェアの午後問題のテーマは、</p>
<ul class="background">
<li class="bold">「 OS 」</li>
<li class="bold">「コンパイラ」</li>
<li class="bold">「その他」</li>
</ul>
<p>に大きく分類できます。</p>
<p>これらの中で OS に関する問題がよく出題されるので、過去問題をよく練習しておきましょう。</p>
<p>ここでは、例として、<a href="https://www.jitec.ipa.go.jp/1_04hanni_sukiru/mondai_kaitou_2013h25_1/2013h25h_fe_pm_qs.pdf#page=9" rel="noopener" target="_blank">平成 25 年度 春期 午後 問 2「仮想記憶方式」</a>を紹介します。仮想記憶は、OS の機能のひとつです。</p>
<div class="card-panel blue-grey-text z-depth-0 grey lighten-5 mag_h30">
<i class="material-icons blue-text">error</i> <span class="small-text">本記事ではわかりやすいよう、問題に記号を入れています</span>
</div>
<style>dl.inline dd{margin-left:2em}</style>
<h2>長々とした説明と難しそうな図にまどわされるな</h2>
<p>以下は、問題の冒頭部分です。長々とした説明と、いかにも難しそうな図が示されています。</p>
<p>午後問題の問 2 ～問 7 は、選択問題（ 6 問中 4 問選択）です。</p>
<p>はたして、皆さんは、この説明と図を見て、この問題を選択するでしょうか。おそらく、しないでしょう。</p>
<p>しかし、<span class="bold">それは誤った判断</span>です。</p>
<p>実は、この問題は、あとで設問を見ればわかりますが、とっても簡単なのです。この説明と図を見なくても解けます。</p>
<div class="card-panel mag_h30">
問 2　仮想記憶方式に関する次の記述を読んで，設問 1 ～ 3 に答えよ。</p>
<p>　OS の主記憶管理において，仮想記憶方式は， OS が提供する論理的な記憶領域 (以下，仮想記憶という) 上のアドレスと主記憶上の物理的なアドレスを対応付けて管理する方式である。仮想記憶方式では，補助記憶装置を仮想記憶として用いるので，仮想記憶上に主記憶の容量を超えるプログラムを格納することができる。仮想記憶上のアドレス空間を仮想アドレス空間，主記憶上のアドレス空間を物理アドレス空間と呼び，それぞれの空間の記憶場所を仮想アドレスと物理アドレスで指定する。</p>
<p>　仮想記憶方式の一つに，ページング方式がある。ページング方式は，仮想アドレス空間と物理アドレス空間のそれぞれをページと呼ぶ固定長の領域に分割しておき，ページ単位でアドレス空間を管理する。ページング方式による仮想アドレス空間のページと物理アドレス空間のページの対応例を，図 1 に示す。図 1 では，補助記憶装置に格納されているプログラム A は a1 ， a2 ， a3 ， a4 ， a5 に分割されて，仮想ページ番号 1 ～ 5 のページに格納されている。</p>
<p><img class="mag_h30 hoverable materialboxed" src="../../wp-content/uploads/2018/06/Q2_figure1_h25_spring.png" alt="" style="width: 90%; margin: auto;" /></p>
<p>　仮想アドレス空間及び物理アドレス空間の各ページには，先頭から順に番号を付け，それぞれを仮想ページ番号，物理ページ番号と呼ぶ。仮想ページと物理ページの対応は，ページテーブルで管理する。ページテーブルの要素の個数は仮想ページの個数と同じであり，各要素が仮想ページの 1 ページに対応している。ページテーブルでは，仮想ページの内容が物理アドレス空間にも存在しているかどうかを示すビット (以下，存在ビットという) と物理ページ番号が管理されている。存在ビットは，ページが存在しているとき 1 ，存在していないとき 0 とする。
</p></div>
<p>それでは、なぜ、問題の冒頭に、長々とした説明と難しそうな図があるのでしょうか。</p>
<p>仮想記憶には、様々な形式があるので、単に「仮想記憶において、以下の設問に答えよ」という問題では、あとで受験者から<span class="bold">「どういう形式の仮想記憶を想定しているかによって、答えが違ってくるので、この問題は解けないじゃない！」というクレームが来てしまう</span> かもしれないからです。</p>
<p>もしも、筆者が出題者だったら「ごく普通に基本情報技術者試験の勉強をされた皆さんがご存知の仮想記憶において」という前置きにしますが、実際の試験の出題者は、そんなくだけたことを書けませんので、長々とした説明と難しそうな図があるのです（これは、筆者の推測です）。</p>
<h2>先に選択肢を見れば、落ち着いて正解を選べる</h2>
<p>冒頭の長々とした説明と難しそうな図は気にしないで、設問 1 を見てみましょう。</p>
<p>ここにも、問題解法のポイントがあります。それは、<span class="bold">設問の文章よりも、選択肢に注目すること</span>です。</p>
<p>設問の文章は、長々とした説明になっていて難しそうに見える場合がありますが、選択肢を見ると、「な～んだ、自分の知っている言葉ばかりじゃないか！」ということがよくあります。</p>
<p>ですから、まず選択肢を見て、それから設問の文書を読めば、落ち着いて正解を選ぶことができます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>以下は、実際の試験問題と同じに「設問の文書」→「選択肢の順」に並べたものです。これは、ちょっと難しい感じがするでしょう。</p>
<div class="card-panel mag_h50">
<p>　プログラムの実行過程で存在ビットを調べプログラムの実行に必要なページが <span class="blank">a</span> に存在していないときには，ページフォールトという割込みが発生する。ページフォールトが発生すると，ページアウトやページインなどのページ置換え処理が実行される。ページ置換え処理のアルゴリズムには，ページインしてから最も時間が経過しているページを置換え対象とする FIFO アルゴリズムや，参照されていない時間が最も長いページを置換え対象とする。 <span class="blank">b</span> アルゴリズムなどがある。</p>
<p>設問 1</p>
<p>次の記述中の <span class="blank"></span> に入れる正しい答えを，解答群の中から選べ。</p>
<p>解答群<br />
ア　LFU　　<br class="hide-on-med-and-up">イ　LIFO　　<br class="hide-on-med-and-up">ウ　LRU<br />
エ　仮想アドレス空間　　<br class="hide-on-med-and-up">オ　物理アドレス空間
</div>
<p>以下は、実験的に「選択肢」→「設問の文章」の順に並べたものです。</p>
<p>さっきより、簡単になったように感じませんか。問題を解くときには、、<span class="bold">選択肢 → 設問の文書</span> の順に見ることをオススメします。</p>
<div class="card-panel mag_h50">
設問 1</p>
<p>次の記述中の <span class="blank"></span> に入れる正しい答えを，解答群の中から選べ。</p>
<p>解答群<br />
ア　LFU　　<br class="hide-on-med-and-up">イ　LIFO　　<br class="hide-on-med-and-up">ウ　LRU<br />
エ　仮想アドレス空間　　<br class="hide-on-med-and-up">オ　物理アドレス空間</p>
<p>（設問の文章）<br />
　プログラムの実行過程で存在ビットを調べプログラムの実行に必要なページが <span class="blank">a</span> に存在していないときには，ページフォールトという割込みが発生する。ページフォールトが発生すると，ページアウトやページインなどのページ置換え処理が実行される。ページ置換え処理のアルゴリズムには，ページインしてから最も時間が経過しているページを置換え対象とする FIFO アルゴリズムや，参照されていない時間が最も長いページを置換え対象とする。 <span class="blank">b</span> アルゴリズムなどがある。
</div>
<p>仮想記憶では、プログラムを「ページ」と呼ばれる固定サイズに区切り、実行に必要なページを「物理メモリ（電子的なメモリ）」に置きます。必要なページが実メモリに存在しないことを「ページフォルト（ page fault ）」と呼びます。</p>
<p>したがって、空欄 a に入るのは、選択肢オの「物理アドレス空間」です。</p>
<h2>3 点セットで覚えてほしい FIFO、LRU、LFU</h2>
<p>今度は、設問 1 の空欄 b です。</p>
<p>ページフォルトが生じたときには、物理メモリに置かれたページの中で、今後使われる可能性が最も低いページを、「仮想メモリ（ハードディスク）」に書き込んで（ページアウト）から、必要なページを物理メモリに読み込み（ページイン）します。</p>
<p>今後使われる可能性が最も低いページを判断する方法には、「 FIFO 」「 LRU 」「 LFU 」の3つがあり、これらを「ページ置換えアルゴリズム」と呼びます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ページ置換えアルゴリズムは、午前問題でとてもよく出題されています。</p>
<p>筆者は、独自に「よく出る問題と用語 Top 100」を調べたことがあるのですが、ページ置換えアルゴリズムの中の LRU は、Top 10 に入っています。</p>
<p>この問題の答えも、LRU（選択肢ウ）です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>FIFO 、LRU 、LFU は、3 点セットで覚えてください。略語のままではなく、略語の意味を調べて、日本語に訳して覚えましょう。</p>
<dl class="background c-round">
<dt class="post-title">FIFO ＝ First In First Out</dt>
<dd>最初にページインしたページを最初にページアウトする。</dd>
<dt class="post-title">LRU ＝ Least Recently Used</dt>
<dd>最も最近に使われていないページをページアウトする（最後に使われてから最も時間が経過しているページをページアウトする）</dd>
<dt class="post-title">LFU ＝ Least Frequently Used</dt>
<dd>最も頻繁に使われていないページをページアウトする（使われた回数が最も少ないページをページアウトする）</dd>
</dl>
<p><i class="material-icons indigo-text mag_h30">label</i> 関連タグ: <a href="../../tag/fifo-lru-lfu/" class="tag">FIFO LRU LFU</a></p>
<h2>処理の順番を問う問題は、消去法でやればいい</h2>
<p>設問 2 は、ページフォルトが発生したときに、どのような順序でページの置き換え（ページアウトとページイン）が行われるかという問題です。この問題を見て、どう思いますか？</p>
<p>「そんなの知らないよ！」と思うでしょう。筆者も、同じです。</p>
<p>でも、大丈夫です。知らなくても、常識的な判断で正解できます。</p>
<div class="card-panel mag_h50">
設問 2</p>
<p>プログラム A を実行するために割り当てられた物理アドレス空間の物理ページの個数が 3 の場合を考える。プログラム A の実行過程において，物理アドレス空間に a1， a2， a3 が存在している状態で a4 を参照するとページフォールトが発生する。このページフォールトが発生した後の処理の流れとして適切な答えを，解答群の中から選べ。ここで，解答群中の処理は左から右に向かって行うものとする。</p>
<p>【処理の単位】</p>
<dl class="inline">
<dt>①</dt>
<dd>退避させるページをページアウトする。</dd>
<dt>②</dt>
<dd>ページ置換えアルゴリズムによって，物理アドレス空間からページアウトするページを決定する。 </dd>
<dt>③</dt>
<dd>実行に必要なページをページインする。 </dd>
<dt>④</dt>
<dd>ページアウトしたページに対応するページテーブルの要素の存在ビットを 0 にする。</dd>
<dt>⑤</dt>
<dd>ページインしたページに対応するページテーブルの要素の存在ビットを 1 にする。</dd>
<dt>⑥</dt>
<dd>ページアウトしたページに対応するページテーブルの要素の物理ページ番号を設定する。</dd>
<dt>⑦</dt>
<dd>ページインしたページに対応するページテーブルの要素の物理ページ番号を設定する。</dd>
</dl>
<p>解答群<br />
ア　①→②→③→④→⑤→⑥　　<br class="hide-on-med-and-up">イ　①→③→②→④→⑦→⑤<br />
ウ　②→①→④→③→⑤→⑥　　<br class="hide-on-med-and-up">工　②→①→④→③→⑦→⑤<br />
オ　②→③→①→④→⑤→⑥　　<br class="hide-on-med-and-up">力　②→③→⑤→⑥→①→④
</div>
<p><span class="bold">処理の順番を問う問題は、選択肢の違いに注目して「これば違う」と判断できたものを消して行けばよい</span> のです。つまり消去法です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>選択肢には、<span class="u">1 番目の手順が ①（ページアウトする）のものと、②（ページアウトするページを決定する）のもの</strong> があります。</p>
<p>常識的に考えて、ページアウトするページを決定しなければ、ページアウトできないはずですから、1 番目の手順が ① の選択肢に <span class="bold"> <i class="material-icons red-text">clear</i> </span> を付けて消去します。</p>
<div class="card-panel mag_h50">
解答群</p>
<p><span class="bold"><i class="material-icons red-text">clear</i></span>ア①→②→③→④→⑤→⑥　　<br class="hide-on-med-and-up"><span class="bold"><i class="material-icons red-text">clear</i></span>イ①→③→②→④→⑦→⑤<br />
ウ　②→①→④→③→⑤→⑥　　<br class="hide-on-med-and-up">工　②→①→④→③→⑦→⑤<br />
オ　②→③→①→④→⑤→⑥　　<br class="hide-on-med-and-up">力　②→③→⑤→⑥→①→④
</div>
<p>残った選択肢には、<span class="u">2 番目の手順が ①（ページアウトする）のものと、③（ページインする）のもの</span> があります。</p>
<p>常識的に考えて、ページアウトしてページを空けないとページインできないはずですから、2 番目の手順が ③ の選択肢に <span class="bold"><i class="material-icons red-text">clear</i></span> を付けて消去します。</p>
<div class="card-panel mag_h50">
解答群</p>
<p><span class="bold"><i class="material-icons red-text">clear</i></span>ア①→②→③→④→⑤→⑥　　<br class="hide-on-med-and-up"><span class="bold"><i class="material-icons red-text">clear</i></span>イ①→③→②→④→⑦→⑤<br />
ウ　②→①→④→③→⑤→⑥　　<br class="hide-on-med-and-up">工　②→①→④→③→⑦→⑤<br />
<span class="bold"><i class="material-icons red-text">clear</i></span>オ　②→③→①→④→⑤→⑥　　<br class="hide-on-med-and-up"><span class="bold"><i class="material-icons red-text">clear</i></span>力　②→③→⑤→⑥→①→④
</div>
<p>残った選択肢は、ウとエです。</p>
<p>両者は、<span class="u">②（ページアウトするページを決定する）→ ①（ページアウトする）→ ④（ページアウトしたページの存在ビットを 0 にする）→ ③（ページインする）まで同じ</span> です。</p>
<p>その後は、</p>
<p>選択肢ウでは、⑤（ページインしたページの存在ビットを1にする）→ ⑥（ページアウトしたページの物理ページ番号を設定する）です。</p>
<p>選択肢エ では、⑦（ページインしたページの物理ページ番号を設定する）→ ⑤（ページインしたページの存在ビットを 1 にする）です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ここは、ちょっと悩むかもしれませんが、常識的に考えてください。</p>
<p>ページアウトしたページは、もはや物理メモリには存在していないのです。</p>
<p>したがって、手順の中に ⑥（ページアウトしたページの物理ページ番号を設定する）がある選択肢ウは、不適切であるとわかります。</p>
<p>残った選択肢エが正解です。</p>
<p><i class="material-icons indigo-text mag_h50">label</i> 関連タグ: <a href="../../tag/消去法のやり方" class="tag">消去法のやり方</a></p>
<h2>コツコツと解く問題も練習しておこう</h2>
<p>最後の設問 3 は、「 FIFO（ First In First Out ）のページ置換えアルゴリズムで、物理ページが 3 の場合と 4 の場合において、それぞれページフォルトが何回発生するか実際にやってみよ」という問題です。</p>
<p>この手の問題は、絵を描いてコツコツと解くしかありません。ひたすら練習あるのみです。</p>
<p>実際の試験の前に、この手の問題に遭遇できたことをラッキーだと思って、丁寧に練習してください。</p>
<div class="card-panel">
設問 3</p>
<p>次の記述中の <span class="blank"></span> に入れる正しい答えを，解答群の中から選べ。</p>
<p>ページ置換えアルゴリズムとして FIFO アルゴリズムを採用する。プログラムの実行過程で仮想ページが次の順で参照されるとき，物理ページの個数が3の場合のページフォールトの回数は <span class="blank">c</span> 回である。そして，物理ページの個数を 4 に増やした場合のページフォールトの回数は <span class="blank">d</span> 回である。ここで，プログラムの実行開始時点では，物理アドレス空間にはどのページも存在していないものとする。</p>
<p>【仮想ページの参照順を示す仮想ページ番号の並び】<br />
1 → 4 → 3 → 2 → 1 → 4 → 5 → 1 → 4 → 3 → 2 → 5 → 1</p>
<p>解答群</p>
<p>ア　8　　イ　9　　ゥ　10　　ェ　11　　オ　12
</p></div>
<p>物理ページが 3 の場合は、以下のようになります。ここでは、［　］でページを示しています。</p>
<p>ページフォルト（参照するページがないので、ページインする）は、全部で 10 回なので、空欄 c はウです。</p>
<table class="bordered mag_h40">
<thead>
<tr>
<th>［ ］</th>
<th>［ ］</th>
<th>［ ］</th>
<th>初期状態</th>
</tr>
</thead>
<tbody>
<tr>
<td>［1］</td>
<td>［ ］</td>
<td>［ ］</td>
<td>1 を参照（ページフォルト）</td>
</tr>
<tr>
<td>［1］</td>
<td>［4］</td>
<td>［ ］</td>
<td>4 を参照（ページフォルト）</td>
</tr>
<tr>
<td>［1］</td>
<td>［4］</td>
<td>［3］</td>
<td>3 を参照（ページフォルト）</td>
</tr>
<tr>
<td>［2］</td>
<td>［4］</td>
<td>［3］</td>
<td>2 を参照（ページフォルト）</td>
</tr>
<tr>
<td>［2］</td>
<td>［1］</td>
<td>［3］</td>
<td>1 を参照（ページフォルト）</td>
</tr>
<tr>
<td>［2］</td>
<td>［1］</td>
<td>［4］</td>
<td>4 を参照（ページフォルト）</td>
</tr>
<tr>
<td>［5］</td>
<td>［1］</td>
<td>［4］</td>
<td>5 を参照（ページフォルト）</td>
</tr>
<tr>
<td>［5］</td>
<td>［1］</td>
<td>［4］</td>
<td>1 を参照</td>
</tr>
<tr>
<td>［5］</td>
<td>［1］</td>
<td>［4］</td>
<td>4 を参照</td>
</tr>
<tr>
<td>［5］</td>
<td>［3］</td>
<td>［4］</td>
<td>3 を参照（ページフォルト）</td>
</tr>
<tr>
<td>［5］</td>
<td>［3］</td>
<td>［2］</td>
<td>2 を参照（ページフォルト）</td>
</tr>
<tr>
<td>［5］</td>
<td>［3］</td>
<td>［2］</td>
<td>5 を参照</td>
</tr>
<tr>
<td>［1］</td>
<td>［3］</td>
<td>［2］</td>
<td>1 を参照（ページフォルト）</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<p>物理ページが 4 の場合は、以下のようになります。ページフォルトは、全部で 11 回なので、空欄 d はエです。</p>
<table class="bordered mag_h40">
<thead>
<tr>
<th>［ ］</th>
<th>［ ］</th>
<th>［ ］</th>
<th>［ ］</th>
<th>初期状態</th>
</tr>
</thead>
<tbody>
<tr>
<td>［1］</td>
<td>［ ］</td>
<td>［ ］</td>
<td>［ ］</td>
<td>1 を参照（ページフォルト）</td>
</tr>
<tr>
<td>［1］</td>
<td>［4］</td>
<td>［ ］</td>
<td>［ ］</td>
<td>4 を参照（ページフォルト）</td>
</tr>
<tr>
<td>［1］</td>
<td>［4］</td>
<td>［3］</td>
<td>［ ］</td>
<td>3 を参照（ページフォルト）</td>
</tr>
<tr>
<td>［1］</td>
<td>［4］</td>
<td>［3］</td>
<td>［2］</td>
<td>2 を参照（ページフォルト）</td>
</tr>
<tr>
<td>［1］</td>
<td>［4］</td>
<td>［3］</td>
<td>［2］</td>
<td>1 を参照</td>
</tr>
<tr>
<td>［1］</td>
<td>［4］</td>
<td>［3］</td>
<td>［2］</td>
<td>4 を参照</td>
</tr>
<tr>
<td>［5］</td>
<td>［4］</td>
<td>［3］</td>
<td>［2］</td>
<td>5 を参照（ページフォルト）</td>
</tr>
<tr>
<td>［5］</td>
<td>［1］</td>
<td>［3］</td>
<td>［2］</td>
<td>1 を参照（ページフォルト）</td>
</tr>
<tr>
<td>［5］</td>
<td>［1］</td>
<td>［4］</td>
<td>［2］</td>
<td>4 を参照（ページフォルト）</td>
</tr>
<tr>
<td>［5］</td>
<td>［1］</td>
<td>［4］</td>
<td>［3］</td>
<td>3 を参照（ページフォルト）</td>
</tr>
<tr>
<td>［2］</td>
<td>［1］</td>
<td>［4］</td>
<td>［3］</td>
<td>2 を参照（ページフォルト）</td>
</tr>
<tr>
<td>［2］</td>
<td>［5］</td>
<td>［4］</td>
<td>［3］</td>
<td>5 を参照（ページフォルト）</td>
</tr>
<tr>
<td>［2］</td>
<td>［5］</td>
<td>［1］</td>
<td>［3］</td>
<td>1 を参照（ページフォルト）</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<div class="divider mag_tp30 mag_bt50"></div>
<p>午後問題の多くは、常識的な判断で解けます。そして、常識的な知識は、午前問題の学習によって得られます。</p>
<p><span class="u">もしも、午後問題で苦手な分野があるなら、その分野の午前問題を数多く解いてください。</span>きっと、苦手を克服できるはずです。</p>
<p>それではまた、お会いしましょう！</p>
<p>&nbsp;</p><p>The post <a href="https://www.seplus.jp/dokushuzemi/ec/fe/fenavi/gogo_arukikata/guide_sw_of_questions_at_pm/">午後問題の歩き方 | 午後問題の読み方 ～ソフトウェア OS</a> first appeared on <a href="https://www.seplus.jp/dokushuzemi/ec/fe/fenavi">基本情報技術者試験 受験ナビ｜科目A・科目B対策から過去問解説まで 250本以上の記事を掲載</a>.</p>]]></content:encoded>
			</item>
		<item>
		<title>こうすりゃ解ける！ 平成30年度春期 基本情報技術者試験の午後問題を徹底解説</title>
		<link>https://www.seplus.jp/dokushuzemi/ec/fe/fenavi/gogo_arukikata/analytics_question_pm_2018spring/</link>
		<pubDate>Mon, 23 Apr 2018 02:56:40 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[矢沢 久雄]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[午前問題と午後問題の違い]]></category>
		<category><![CDATA[午後問題の解説]]></category>
		<category><![CDATA[消去法のやり方]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.seplus.jp/dokushuzemi/fe/fenavi/?post_type=gogo_arukikata&#038;p=81</guid>
		<description><![CDATA[<p>令和元年度 (2019) 秋期試験 の解説はこちら こうすりゃ解ける！令和元年度 秋期 基本情報技術者試験の午後問題を徹底解説令和元年度 秋期 基本情報技術者試験 問題解説 皆さん、こんにちは。矢沢久雄です。 4 月 1 [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://www.seplus.jp/dokushuzemi/ec/fe/fenavi/gogo_arukikata/analytics_question_pm_2018spring/">こうすりゃ解ける！ 平成30年度春期 基本情報技術者試験の午後問題を徹底解説</a> first appeared on <a href="https://www.seplus.jp/dokushuzemi/ec/fe/fenavi">基本情報技術者試験 受験ナビ｜科目A・科目B対策から過去問解説まで 250本以上の記事を掲載</a>.</p>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<div class="divider mag_h30"></div>
<p>令和元年度 (2019) 秋期試験 の解説はこちら</p>
<div class="collection">
<a class="collection-item" href="../analytics_question_pm_2019autumn/">こうすりゃ解ける！<br />令和元年度 秋期 基本情報技術者試験の午後問題を徹底解説</a><a class="collection-item" href="../../guide/report_fe_2019_autumn/">令和元年度 秋期 基本情報技術者試験 問題解説</a>
</div>
<div class="divider mag_tp30 mag_bt50"></div>
<p>皆さん、こんにちは。矢沢久雄です。</p>
<p>4 月 16 日（日）に実施された <a href="https://www.jitec.ipa.go.jp/1_04hanni_sukiru/mondai_kaitou_2018h30_1/2018h30h_fe_pm_qs.pdf#page=6" rel="noopener" target="_blank">平成 30 年 春期 基本情報技術者試験の中から、必須問題である問 1</a> を徹底解説します。こうすりゃ解ける！ というコツをつかんで頂けたら幸いです。</p>
<p>出題分野は<span class="bold">「問 1 情報セキュリティ」</span>で、テーマは「 Web サービスを利用するためのパスワードを安全に保存する方法」です。</p>
<div class="card-panel blue-grey-text z-depth-0 grey lighten-5 mag_h30">
<i class="material-icons light-blue-text mag_rt05">info</i><span class="small-text">本記事ではわかりやすいよう、問題文を抜粋･引用しています</span>
</div>
<style>dl.inline dd{margin-left:2em;}dl:not(.inline) dt{margin-top:1em;}</style>
<h2>午前問題の知識が十分なら午後問題も解ける</h2>
<p>午後問題の問 1 ～ 問 5 (令和 2 年度 春期試験以降から) は、俗に<span class="bold">「午前知識の応用問題」</span>と呼ばれます。</p>
<p>試験の出題範囲を示すシラバスの内容は、午前問題と午後問題に分けられていません。同じ出題範囲で、午前問題は用語や概念などの基礎知識を問い、<span class="bold">午後問題は知識を応用する能力</span>を問います。</p>
<p>そのため、<span class="u">午後問題は、「 A 社では・・・」や「 B 社のシステムでは・・・」という事例（架空の事例）になっています。</spam></p>
<p>この問題も「 A 社が提供する Web サービスを利用するには・・・」という書き出しになっています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>午後問題は、説明が長くて、図も多用されているので、見かけは難しそうなのですが、設問で問われる知識は、午前問題と同様なので心配する必要はありません（これは、問 1 ～ 問 5 のことです。問 6 以降は、大いに心配してください）。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>以下は、この問題の設問に示された選択肢に示された主な用語です。</p>
<p><span class="u">午前問題には、これらの用語の意味を単独で問う問題</span>が出題されます。</p>
<p><span class="u">午後問題では、事例の中に複数の用語を登場させた問題</span>が出題されます。知らない用語がないかどうか、チェックしてみてください。</p>
<div class="card-panel mag_h30">
□ 　AES<br />
□ 　Diffie-Helman<br />
□ 　RSA<br />
□ 　TLS<br />
□ 　ハッシュ値<br />
□ 　SHA-256<br />
□ 　パスワードファイル<br />
□ 　ハッシュ化<br />
□ 　秘密鍵<br />
□ 　ソルト
</div>
<h2>用語の意味が 80% 以上わからないと午後問題は解けない</h2>
<p>チェック結果は、いかがでしたか。</p>
<p><span class="u">もしも、知らない用語が多いなら、午前問題の学習が不十分</span>です。午前問題の過去問題を数多く解いてから、午後問題の学習に進むようにしましょう。</p>
<p>先ほど示した用語の意味を以下に示します。</p>
<p>試験の合格圏は、100 点満点中 60 点以上ですが、用語の知識が 60 % ギリギリでは応用できないでしょう。80% 以上を目指してください。</p>
<p><span class="bold">つまり、午前問題で 80 点以上を取れるようでなければ、午後問題で 60 点以上を取るのは難しいのです。</span></p>
<dl class="background c-round">
<dt class="indigo-text bold" style="font-size: 1.1em"><span class="chip indigo white-text">用語</span> AES（ Advanced Encryption Standard ）</dt>
<dd>代表的な共通鍵暗号方式</dd>
<dt class="indigo-text bold" style="font-size: 1.1em"><span class="chip indigo white-text">用語</span> Diffie-Helman（2人の考案者の人名）</dt>
<dd>他者に知られないように共通鍵を交換する方式</dd>
<dt class="indigo-text bold" style="font-size: 1.1em"><span class="chip indigo white-text">用語</span> RSA（3 人の考案者 Rivest、Shamir 、Adelman の頭文字）</dt>
<dd>代表的な公開鍵暗号方式</dd>
<dt class="indigo-text bold" style="font-size: 1.1em"><span class="chip indigo white-text">用語</span> TLS（ Transport Layer Security ）</dt>
<dd>インターネットで利用されているセキュアなプロトコルで、認証、改ざんの検出、暗号化の機能がある。</dd>
<dt class="indigo-text bold" style="font-size: 1.1em"><span class="chip indigo white-text">用語</span> ハッシュ値</dt>
<dd>何らかのデータから得られた固有の数値のこと。データが異なればハッシュ値も異なり（同じになる可能性は極めて低い）、ハッシュ値から元のデータに逆変換できないという特徴がある。データをハッシュ値に変換する計算方法をハッシュ関数と呼ぶ。</dd>
<dt class="indigo-text bold" style="font-size: 1.1em"><span class="chip indigo white-text">用語</span> SHA-256（ Secure Hash Algorithm 256 bit ）</dt>
<dd>代表的なハッシュ関数</dd>
<dt class="indigo-text bold" style="font-size: 1.1em"><span class="chip indigo white-text">用語</span> パスワードファイル</dt>
<dd>パスワードを保存したファイル。たとえば i*ejEf/3as というパスワードをそのまま保存すると情報が漏洩してしまうので、ハッシュ関数を使って a4bde8ac02f7 ・・・のようなハッシュ値に変換して保存するのが一般的である。</dd>
<dt class="indigo-text bold" style="font-size: 1.1em"><span class="chip indigo white-text">用語</span> ハッシュ化</dt>
<dd>何らかのデータ（この問題ではパスワード）をハッシュ値に変換すること。</dd>
<dt class="indigo-text bold" style="font-size: 1.1em"><span class="chip indigo white-text">用語</span> 秘密鍵</dt>
<dd>公開鍵暗号方式で使われる 2 つの鍵のうち、公開せずに秘密に保持される鍵</dd>
<dt class="indigo-text bold" style="font-size: 1.1em"><span class="chip indigo white-text">用語</span> ソルト</dt>
<dd>悪人が、様々なパスワードをハッシュ値に変化したもの（辞書と呼ばれる）を用意すれば、ハッシュ値からもとのパスワードを知ることができる場合がある。これを防ぐために、パスワードにランダムなデータ（これをソルトと呼ぶ）を付加してからハッシュ化する方法がある。ソルト（ salt ）とは、セキュリティを強化するために振りかけられた「塩」という意味である。</dd>
</dl>
<h2>設問 1　空欄 a 「 SHA-256 」</h2>
<p>それでは、設問ごとに問題の解法を説明しましょう。</p>
<div class="card-panel mag_h30">
C さんは，パスワードのハッシュ化には，ハッシュ関数の一つである <span class="blank"></span> を用いることにした。ハッシュ化に用いるハッシュ関数は，一般的に次のような特徴&#8230;
</div>
<div class="card-panel mag_h30">
a に関する解答群</p>
<p>ア　AES　　<br class="hide-on-med-and-up">イ　Diffie-Hellman　　<br class="hide-on-med-and-up">ウ　RSA<br />
エ　SHA-256　　<br class="hide-on-med-and-up">オ　TLS
</div>
<p>設問 1 の空欄 a は、SHA-256 が代表的なハッシュ関数であることを知っていれば、瞬時に解けます。用語の意味を知ることの重要性をしみじみと感じますね。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>もしも、SHA-256 という用語を知らないなら、ハッシュ関数でないと判断できる選択肢を消して、残った選択肢の中から、それっぽいものを選びましょう。</p>
<p>たとえば、AES 、Diffie-Hellman 、RSA を知っていれば、答えをエとオに絞れます。</p>
<p>SHA-256 と TLS のどっちがハッシュ関数っぽいでしょう。「ハッシュ（hush）の H があるから SHA-256 かなあ」<br />
はい、それで正解です！</p>
<h2>設問 1　空欄 b 「ハッシュ関数の特徴」</h2>
<div class="card-panel mag_h30">
〔ハッシュ化に用いるハッシュ関数の特徴〕</p>
<dl class="inline">
<dt>(1)</dt>
<dd>パスワードの長さに関係なく、ハッシュ値は固定長になる。 </dd>
<dt>(2)</dt>
<dd><span class="blank">b</span></dd>
<dt>(3)</dt>
<dd>ハッシュ値からパスワードを推測することが非常に困難である。 </dd>
<dt>(4)</dt>
<dd>パスワードが 1 文字でも異なれば、ハッシュ値は大きく異なる。</dd>
</dl>
</div>
<div class="card-panel mag_h30">
b に関する解答</p>
<dl class="inline">
<dt>ア</dt>
<dd>異なるパスワードをハッシュ化したとき，同じハッシュになる可能性が高い。</dd>
<dt>イ</dt>
<dd>同一のパスワードをハッシュ化すると，同じハッシュ値になる。</dd>
<dt>ウ</dt>
<dd>パスワードをハッシュ化した結果のハッシュ値を再度ハッシュ化すると，元のパスワードになる。</dd>
<dt>エ</dt>
<dd>秘密鍵を使用してハッシュから元のパスワードを復元できる。</dd>
</dl>
</div>
<p>ハッシュ関数の特徴に関する問題です。</p>
<p>選択肢を見ると、用語ではなく文書になっています。この手の選択肢は、一気に正解を選ぶことが難しいものです。</p>
<p>それなら、消去法でやってみましょう。<span class="bold">「選べなかったら、消去法」</span>これを、標語のように覚えて実践してください。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>消去法は、<i class="material-icons blue-text">panorama_fish_eye</i> と <i class="material-icons red-text">close</i> だけでなく、誤りがないなら <i class="material-icons blue-text">panorama_fish_eye</i> 、微妙なら <i class="material-icons amber-text">change_history</i> 、間違いなら <i class="material-icons red-text">close</i> 、判断できないなら <i class="material-icons">help_outline</i> を付けてください。</p>
<p>基本情報技術者試験には、滅多に ひっかけ問題 は出題されないので、最も無難な選択肢を選べばOKです。</p>
<p>たとえば、 <i class="material-icons amber-text">change_history</i> 、 <i class="material-icons red-text">close</i> 、 <i class="material-icons">help_outline</i> 、 <i class="material-icons red-text">close</i> なら、 <i class="material-icons amber-text">change_history</i> を付けた選択肢が正解です。</p>
<p> <i class="material-icons">help_outline</i> 、 <i class="material-icons red-text">close</i> 、 <i class="material-icons red-text">close</i> 、 <i class="material-icons red-text">close</i> なら、<i class="material-icons">help_outline</i>を付けた選択肢が正解です。<i class="material-icons">help_outline</i> は、正解かどうか判断できませんが、他が明らかに <i class="material-icons red-text">close</i> だからです。</p>
<div class="card-panel mag_h30">
b に関する解答</p>
<dl class="inline">
<dt>ア</dt>
<dd>異なるパスワードをハッシュ化したとき，同じハッシュになる可能性が高い。</dd>
<dt>イ</dt>
<dd>同一のパスワードをハッシュ化すると，同じハッシュ値になる。</dd>
<dt>ウ</dt>
<dd>パスワードをハッシュ化した結果のハッシュ値を再度ハッシュ化すると，元のパスワードになる。</dd>
<dt>エ</dt>
<dd>秘密鍵を使用してハッシュから元のパスワードを復元できる。</dd>
</dl>
</div>
<dl class="mag_h30 inline background c-round">
<dt>ア</dt>
<dd>パスワードが異なれば同じハッシュ値になる可能性は極めて低いので、これは <i class="material-icons red-text">close</i> です。</dd>
<dt>イ</dt>
<dd>同一のパスワードは同じハッシュ値になるので、これは <i class="material-icons blue-text">panorama_fish_eye</i> です。</dd>
<dt>ウ</dt>
<dd>ハッシュ値から元のパスワードに逆変換できないので、これは <i class="material-icons red-text">close</i> です。</dd>
<dt>エ</dt>
<dd>ハッシュ化に秘密鍵は関係ないので、これは <i class="material-icons red-text">close</i> です。</dd>
</dl>
<p>筆者は、講師のはしくれですから、<i class="material-icons red-text">close</i> 、<i class="material-icons blue-text">panorama_fish_eye</i> 、 <i class="material-icons red-text">close</i> 、 <i class="material-icons red-text">close</i> という消去法で、確実にイが正解だとわかりました。</p>
<p>もしも、他の印を付けた場合も、最も無難な選択肢を選んでください。たぶん、それで正解できたはずです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><i class="material-icons indigo-text mag_rt05">label</i>関連タグ　<a href="../../tag/消去法のやり方/" class="tag">消去法のやり方</a></p>
<h2>設問 2　空欄 c 「ソルト」</h2>
<div class="card-panel mag_h30">
この方式におけるパスワードの保存では，まず，サーバは新しいパスワードの保存の都度，新しいソルトを生成し，ソルトとパスワードを連結した文字列をハッシュ化する。このとき得られるハッシュ値は，パスワードだけをハッシユ化した場合のハッシュ値 <span class="blank">c</span>。次に，ハッシュ化に使用したソルトと得られたハッシュ値をパスワードファイルに保存する。
</div>
<div class="card-panel mag_h30">
c に関する解答群</p>
<p>ア　と同じ値になる　　<br class="hide-on-med-and-up">イ　とは異なる値になる<br />
ウ　よりも長さが長い　　<br class="hide-on-med-and-up">エ　よりも長さが短い
</div>
<p>長い説明文と、複雑そうな図に戸惑うかもしれませんが、ソルトの役割を問うだけの問題です。</p>
<p>パスワードにソルトを付加してからハッシュ化するのですから、パスワードだけをハッシュ化したときとは異なるハッシュ値が得られます。したがって、正解はイです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>もしも、事前にソルトという用語を知らず、問題の説明を読んでもソルトの役割がわからなかったらどうなるでしょう。</p>
<p>選択肢のア、ウ、エは、長さに関することで、選択肢イだけが仲間外れの内容です。したがって、選択肢のア、ウ、エの中からイチかバチかで選んで不正解になってしまうでしょう。それは、仕方のないことです。</p>
<p><span class="bold">合格圏は、100 点満点中 60 点なのですから、少しぐらい不正解があっても気にしないことです。</span> それが、楽しく学習を続けるコツです。</p>
<h2>設問 2　空欄 d 「ソルト」</h2>
<div class="card-panel mag_h30">
ソルトを用いる方式が，事前計算による辞書攻撃の対策として効果があるのは，<span class="blank">d</span>からである。
</div>
<div class="card-panel mag_h30">
d に関する解答群</p>
<dl class="inline">
<dt>ア</dt>
<dd>攻撃者が，ハッシュ値からではなくソルトから元のパスワードを検索するための一覧表を事前に作成しておく必要がある</dd>
<dt>イ</dt>
<dd>攻撃者がパスワードファイルからソルトを入手できない</dd>
<dt>ウ</dt>
<dd>攻撃者がパスワードファイルを入手するのが困難になる</dd>
<dt>エ</dt>
<dd>攻撃者が一つのパスワードに対して事前に求めるハッシュの数が膨大になる</dd>
</dl>
</div>
<p>この設問もソルトの役割がわかっていれば、簡単に正解できると思いますが、念のため消去法を使ってみましょう。</p>
<p>基本情報技術者試験の問題は、午前問題も午後問題も、すべて選択問題です。消去法を使えば、うっかりミスを防ぐことができます。</p>
<dl class="inline background c-round">
<dt>ア</dt>
<dd>攻撃者はソルトの値を知らないので、一覧表を作れません。したがって、<i class="material-icons red-text">close</i> です。</dd>
<dt>イ</dd>
<dd>パスワードファイルからソルトを入手できないので、これは <i class="material-icons blue-text">panorama_fish_eye</i> でしょうか。<br />いやいや、早合点してはいけません。選択肢だけでなく、問題文もよく見てください。ソルトが「事前計算による辞書攻撃の対策として効果がある」理由を選ぶのですから、ちょっと違うでしょう。<br /><i class="material-icons amber-text">change_history</i> にしておきましょう。</dd>
<dt>ウ</dt>
<dd>パスワードファイルの入手が困難になるかどうかは、ソルトと無関係なので、これは <i class="material-icons red-text">close</i> です。</dd>
<dt>エ</dt>
<dd>ソルトが使われると、攻撃者は、様々なパスワードと様々なソルトで事前に辞書を作る必要があります。これは、あまりにも膨大な数になるので、現実的に不可能です。したがって、これは <i class="material-icons blue-text">panorama_fish_eye</i> でしょう。</dd>
</dl>
<p>消去法の結果は、<i class="material-icons red-text">close</i> 、 <i class="material-icons amber-text">change_history</i> 、 <i class="material-icons red-text">close</i> 、<i class="material-icons blue-text">panorama_fish_eye</i> になったので、最も無難な <i class="material-icons blue-text">panorama_fish_eye</i> を付けたエを選んでください。それで正解です！</p>
<h2>設問 3 「シラバスに示されていない用語が出題されたら･･･」</h2>
<p>午後問題には、複数の設問がありますが、ちょっと変わった問題が 1 問程度は出題されます。おそらく、設問ごとの難易度を変えるためでしょう。</p>
<p>設問 3 は、ちょっと変わった問題です。以下は、問題文の一部です。</p>
<div class="card-panel mag_h30">
C さんは，オフライン総当たり攻撃を難しくする方式として，ストレッチングという方式があることを知った。
</div>
<p>「ストレッチング」とは、聞いたことがない用語です。</p>
<p>現時点で 最新のシラバス Ver 4.0 には、「ソルト」はあっても「ストレッチング」という用語はありません。以下は、シラバスの抜粋です。</p>
<div class="card-panel mag_h30">
<span class="bold">(5) アプリケーションセキュリティ</span></p>
<p>　イントラネットやインターネットで使用される電子メールなどに対する攻撃を抑制するアブリケーションセキュリティの対策のあらましを理解する。</p>
<div class="chip">用語例</div>
<p>Web システムのセキュリティ対策，セキュアプログラミング，脆弱性低減技術(ソースコード静的検査，プログラムの動的検査，ファジングほか)，パスワードクラック対策 (ソルトほか)，バッファオーバフロー対策，クロスサイトスクリプティング対策，SQL インジェクション対策 (エスケープ処理ほか)
</p></div>
<p>この手の問題が出たときは、説明文を読めば答えが選べるようになっています。シラバスに示されていない用語を説明なしで取り上げるわけにはいかないからです。</p>
<div class="card-panel mag_h30">
　この方式では，まず，ソルトとパスワードを連結した文字列をハッシュ化してハッシュ値を得る。次に，得られたハッシュの後にソルトとパスワードを連結し，その連結結果をハッシュ化する。この操作を指定した回数だけ繰り返すことによって，パスワードの照合に用いるハッシュ値を得る。パスワードファイルには，ソルト及びパスワードの照合に用いるハッシュ値に加えて，繰返し回数も保存する。この方式では，ハッシュ化の操作を 1 回だけ行う方式と比べると，攻撃者が，オフライン総当たり攻撃を行う際，<span class="blank"></span>。
</div>
<p>ソルトとパスワードを連結してハッシュ化し、それによって得られたハッシュ値の後にソルトとパスワードを連結してハッシュ化することを繰り返し、その繰り返し回数を保存するという説明です。これが、きっとストレッチングなのでしょう。</p>
<p>空欄は、ストレッチングの効果を問うものです。選択肢を見てみましょう。ここでも、消去法を使います。</p>
<div class="card-panel mag_h30">
解答群</p>
<dl class="inline">
<dt>ア</dt>
<dd>生成すべきパスワードの候補の最大文字列長が長くなる</dd>
<dt>イ</dt>
<dd>一つのパスワードの候補から求めたハッシュ値の長さが長くなる</dd>
<dt>ウ</dt>
<dd>一つのパスワードの候補から求めたハッシュ値を，パスワードファイルのハッシュと比較する回数が増える</dd>
<dt>エ</dt>
<dd>一つのパスワードの候補からハッシュ値を求める時間が増加する</dd>
</dl>
</div>
<dl class="mag_h30 inline background c-round">
<dt>ア</dt>
<dd>パスワード自体は長くならないので、これは <i class="material-icons red-text">close</i> でしょう。</dd>
<dt>イ</dt>
<dd>ストレッチとは、「伸ばす」という意味ですから、これは <i class="material-icons blue-text">panorama_fish_eye</i> のような気がします。</dd>
<dt>ウ</dt>
<dd>ハッシュ化の回数は増えても、比較の回数は増えないような気がします。これは、<i class="material-icons amber-text">change_history</i> にしておきましょう。</dd>
<dt>エ</dt>
<dd>何度もハッシュ値を求めるのですから、これは <i class="material-icons blue-text">panorama_fish_eye</i> でしょう。</dd>
</dl>
<p><i class="material-icons blue-text">panorama_fish_eye</i> が 2 つになりました。四択ならウかエが正解である確率が高いような気がしますが、最近の試験ではアやイが正解の場合もよくあります。</p>
<p>え～い、それならイを選ぶことにしましょう。ブッ、ブッー！ 正解は、エです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>もしも、<span class="bold">消去法で、<i class="material-icons blue-text">panorama_fish_eye</i> が複数（ここでは 2 つ）になったら、それぞれをよく比べて決選投票</span>をしてください。</p>
<p>ハッシュ値というものは、ハッシュ化するデータの長さに関わらず同じなんじゃないでしょうか（事実、同じです）。</p>
<p>したがって、選択肢イは、間違いかもしれません。それに対して、選択肢イの時間が増加することは、否定のしようがありません。このような判断をすれば、正解のエを選べます。</p>
<h2>最後に</h2>
<p>午後問題を解説するのは、とても難しいことです。人によって様々な解法があるからです。</p>
<p>したがって、解説された解法が自分に合っていないと「問題より解説の方が難しいじゃないか！」なんてことになってしまいます。</p>
<p>こうして解説記事を書いておきながら、無責任なことを言わせていただきますが、午後問題は、自分流のやり方で解くものです。</p>
<p>そのために、<span class="bold">自分用の解説ノートを作ることをお勧めします。このような解説記事は、解説ノートを作るための参考としてください。</span></p>
<p>解説記事の内容に十分に理解できない部分があっても、参考になる部分があるはずです。そう願っております。</p>
<div class="divider mag_tp40 mag_bt30"></div>
<p class="grey-text"><i class="material-icons">info</i> 午後問題の過去 10 回分の出題傾向はこちらから</p>
<p><a href="../trend_to_questions_at_pm/"></p>
<div class="row pad_w20">
<div class="col s3 pad_00"><img src="../../wp-content/uploads/2018/05/trend_to_questions_of_pm.jpg"></div>
<div class="col s9 pad_20 black-text bold">午後問題の歩き方 | 過去問 10 回分から分析した午後問題の出題傾向<br />(2019 秋期試験 更新)</div>
</div>
<p></a></p>
<div class="divider mag_h50"></div>
<blockquote><p><a href="https://www.jitec.ipa.go.jp/1_04hanni_sukiru/mondai_kaitou_2018h30.html#30haru" rel="noopener" target="_blank">平成 30 年度 春期 基本情報技術者試験の問題と解答例</a><br />
  <a href="https://www.jitec.ipa.go.jp/1_13download/syllabus_fe_ver4_0.pdf" rel="noopener" target="_blank">基本情報技術者試験のシラバス</a></p></blockquote><p>The post <a href="https://www.seplus.jp/dokushuzemi/ec/fe/fenavi/gogo_arukikata/analytics_question_pm_2018spring/">こうすりゃ解ける！ 平成30年度春期 基本情報技術者試験の午後問題を徹底解説</a> first appeared on <a href="https://www.seplus.jp/dokushuzemi/ec/fe/fenavi">基本情報技術者試験 受験ナビ｜科目A・科目B対策から過去問解説まで 250本以上の記事を掲載</a>.</p>]]></content:encoded>
			</item>
	</channel>
</rss>
