今日では、Webシステムなどが企業システムの基盤になり、制御機器などもEthernetネットワークに接続してWANを構築するのが当たり前になってきました。そこで、ネットワーク構築・設計の事例を紹介するとともに、予算・目的に応じたネットワーク設計の最善例を紹介します。
さらに高信頼性のネットワークを構築する技術とその導入場面、メリットやデメリットについて紹介します。
実機を利用した演習を通じて高信頼ネットワークの設計技術を身につけます
【1日目】
■講義
・ネットワーク設計の考え方 ・Ethernetネットワークの特徴
・予算と目的に応じてのネットワーク設計
・ブロードキャストの影響 ・帯域とスループット
・Ping/ポート/SNMPによる管理
・3レイヤーモデルの機能と機器の分散事例
・WAN回線の選択
■演習
・アライドテレシス製機器の基本設定
・ポートの速度と半二重/全二重設定
・スイッチングハブのカスケード
・スイッチングハブのループ
・バッチファイルの作成
・ポートのモニター
・SNMPによる管理
【2日目】
■講義
・スイッチングハブの信頼化設計の考え方
・レイヤ2/レイヤ3での信頼化技術とその長所と短所
・フローコントロール ・スパニングツリー
・ポートトランキング ・動的ルーティング
・デフォルトGWの二重化
・事例紹介
■演習
・フローコントロールの設定と確認(IEEE802.3x)
・スパニングツリーの設定と確認(IEEE802.1d/802.1w)
・ポートトランキングの設定と確認(IEEE802.3ad)
・動的ルーティングの設定と確認(RIPv2/OSPF)
・VRRPの設定と確認